中国には「千人計画」なるものがある。世界トップクラスの科学者や技術者を中国国内の大学や研究機関に招致するというものだ。破格の好待遇に釣られ、アメリカ司法当局から起訴されて有罪判決を受けた元ハーバード大学教授が、今では中国に渡り、研究所の所長...
記事全文を読む→池上彰 そうだったのか!日本復興を阻む「敵」(7) 消費税は17%でも足りない
──ここまでうかがうと、いつかは増税しなければいけない気がしてきました。でも、いきなり倍の10%は厳しい。
そこで、まずは8%で段階を踏むというやり方は1つの手なんですよ。いきなり10%にすると、その前に駆け込み需要が発生するでしょ。大量に物が売れるわけですよ。でも10%になった瞬間激しく売り上げが落ち込むはずです。97年に3%から5%に上げた時もそうでしょ? ところが、8%から10%と段階的に上げると、その後10%に上がる前に買おうということになるから8~10%までの間に売り上げが落ち込まないで済むんですよ。
──ショックが和らぐというわけですね。
で、10%になる前に次は15%です、とくる。
――えぇッ。それはきつい冗談です。
ハハハ、ちょっとここまでくると、まるでブラックジョークだよね。でも、上げないと10%になったところで売り上げが落ち込むことになるから、15%に上げる方策をとるでしょう。もう1つ重要なことは、消費税が10%になったところで我が国の財政赤字は減らないということです。今の財政赤字の増え方が緩やかになるだけなんですよ。
――10%でダメなら、どれだけ必要なんでしょう?
財政赤字を増やさないためには消費税率は17%が必要なんです。それでも年金、社会福祉が充実するわけじゃないんですよ。実は、社会福祉を充実させようとすると、さらに7%プラス、合わせて24~25%が必要になるんです。
――それはヒドい‥‥。
デンマークでは教育費も医療費も国の負担ですが、消費税は1960年代から少しずつ上げ、25%にしている。でも40年以上時間をかけて。いきなり25%にしたわけではないんですね。
日本は、これまで問題をずっと先送りにしてきたその結果がこれなんです。
――待ったなしだという状況はわかりますが、それでも、消費増税は被災地を含めて低所得者に対する負担になるのでは?
それに関して民主党は戻し減税をやると言っています。並行して進めている「マイナンバー制度」を導入して、所得をきちんと把握し、低所得者に関してはお金をあげますよという仕組みとセットにするという考えなんです。
――消費税以外に赤字を減らす方法はありますか?
いわゆる埋蔵金はだいたいみんな使っちゃったんですね。確かに、法人税を上げる方法はありますが、実は今、世界中が法人税の引き下げ競争をしているんですよね。そうすると、金は大企業から取ってほしいというのは庶民の気持ちとしてはとってもよくわかるけど、それをやっちゃうと企業が国内から逃げていってしまうんです。
残るは所得税ですが、景気が悪くなれば所得税も法人税も落ち込むわけですよ。でも消費税はすぐに落ち込まないんですね。買わなきゃいけないから、だから税収が安定するためには消費税が望ましいということになっているんですよ。
――あとはバブル再来でも‥‥。
あぁ確かにバブルが来るといいですねぇ。バブルが来れば税収は跳ね上がって財政赤字はかなり減るんですよね。事実、バブル期には赤字国債を発行しないで済みましたから。ただし、それをただ待っているだけでいいんですか、という話です。今大変なのはわかりますが、後世のことを考えて、長い目で見たシステムを構築することを考えなければいけない時期でしょう。
アサ芸チョイス
スポーツの歴史にはしばしば、監督やコーチと選手の「師弟愛」がクローズアップされる。しかし、師が放ったひと言をきっかけに、長年培ってきた関係に終わりが告げられることに。それが2003年11月16日、名伯楽の小出義雄監督が「Qちゃん」こと高橋尚...
記事全文を読む→ピン芸人の中山功太がバラエティー番組の収録中に語った「10年間ぐらいずっといじめられた先輩がいる」と告白してからしばらくが経つが、あの騒動が芸人の間で「ひとごとではない」として波紋が広がり続けているという。問題の「先輩」とされるサバンナ・高...
記事全文を読む→元ウェザーニュースキャスターの檜山沙耶が、2026年7月31日正午をもってオフィシャルサイト「Hiyama Saya Official Site」を閉鎖すると発表した。有料会員は同時刻に自動退会となり、年額会員には残期間分が月割りで払い戻さ...
記事全文を読む→
