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記事全文を読む→M7.8トルコ大地震に学ぶ「パンケーキクラッシュ物件」の見極め方
2月6日にトルコとシリアを襲ったM7.8大地震の犠牲者は、2万人を超える見込みだ。
トルコは日本と同じ地震国で、99年の地震を契機に日本と同レベルの耐震基準を設け、努力目標としてきたが、実際に日本並みの耐震基準を備えた建物はまだ少ない。老朽化した建物が「パンケーキクラッシュ」を起こしたことで、被害を甚大なものにさせたと指摘されている。
パンケーキクラッシュとはその名の通り、建物の柱が衝撃で折れ、床がパンケーキやミルフィーユのように折重なって崩れる現象である。地震に限らず、あの「9.11」アメリカ同時多発テロでも、世界貿易センタービルと周辺の高層ビルがパンケーキクラッシュで崩壊した(諸説あり)。
95年の阪神淡路大震災でもパンケーキクラッシュの被害が相次ぎ、16年の熊本地震では、熊本県宇土市役所庁舎が半壊した。下から突き上げられる衝撃を柱が受け、最上階まで達した衝撃の跳ね返りと、断続的に続く下からの衝撃がぶつかった箇所の柱から崩れていくのだ。
熊本地震で半壊した宇土市役所は築50年を超え、新庁舎建て替え議論が始まった矢先の被害だった。都内にも築50年前後の庁舎や駅舎、商業施設がまだ多く残っているため、油断はならない。損害保険会社に勤務するフィナンシャルプランナーが、警鐘を鳴らす。
「今や都内の新築マンションは、1億円超えがザラ。サラリーマンにとって新築マンションは高嶺の花で、中古マンションの購入を検討せざるを得なくなっています。その際、気を付けねばならないのが、パンケーキクラッシュを起こす物件であるかどうか。中古マンションを選ぶ際には地震火災保険のシミュレーションサイトを使い、保険料を確認した方がいい」
昨今は自然災害が続発し、損保会社も収益を落としているという。崩壊リスクの高い物件の審査は厳しい上、自らの住居階でなくとも他の階でパンケーキクラッシュが起き、住み続けるのが困難になった時には、
「高額な保険料を払ってきたのに、十分な保険金がおりない可能性があります。危険な物件は、住宅ローンが認められないことも。もし経済的事情ではなく、物件の問題でローンが組めなかったり、保険料が高く設定された物件は、諦めましょう。高齢者が多く入居する中古マンションは一部半壊した際に修繕、建て替えの議論が進まない恐れもあります。もちろん建築の素人から見ても床面積の割に柱が少ない、あるいは細い物件は危険。1階が駐車場などで柱が少ない物件も、1階から次々とパンケーキクラッシュを引き起こすと言われています」
トルコ、シリアの地震は、決して他人事ではないのである。
アサ芸チョイス
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