スポーツ

2月競馬「儲かる川田」「損するルメール」馬券で必勝大作戦!(2)成績アップの裏にオリジナルの馬具

 とはいえ、川田を全買いしてルメールを買わなければ儲かるかといえば、そう単純なものではない。まずは、今週から皐月賞当日までロング開催される阪神競馬場での成績を見ていこう。

「川田騎手は芝の中長距離が総じて得意です。施行レース数が極端に少ない2600メートル以上を含めても、芝1800メートル以上は20~22年の3着内率が63.4%に達しています。7割前後の確率で馬券に絡むコースもあり、回収率も優秀。世間の見立てをさらに上回るような高確率で馬券に絡んでいるので、狙わない手はありません」(伊吹氏)

 中でも注目は、牝馬に乗った時だ。

「20~22年、牝馬に乗ったレースに限ると、3着内率が75%で複勝回収率は112%。21年4月の大阪杯をレイパパレ(4番人気)で勝っているほか、22年12月のチャレンジCでもルビーカサブランカ(4番人気)で2着。意外と人気の盲点になりがちなので、しっかりマークしたいですね」(伊吹氏)

 対するルメールを見ていくと、ダート短距離での成績が振るわない。

「20~22年に限ると、1200メートルと1400メートルは好走率も回収率ももの足りない水準。人気を集めていたら積極的に嫌っていきたいですね」(伊吹氏)

 阪神といえば、1~2コーナーが小回りのお結び型で、ゴール前に急坂が待ち受けている。そのため、スタート後のポジション取りや最後のひと踏ん張りが勝敗の明暗を分ける。栗東トレセン関係者が話す。

「20年から豊さんが独自のあぶみ『武豊モデル』を使い始めた影響で、将雅も昨年からオリジナルの『あぶみ』を使っているんだ。それでレースぶりが変わったね。以前は横山武や坂井瑠星(25)のように馬を促してポジションを取りに行くケースが多かったけど、それもめっきりと減った。『ハマりがいい』と馬のリズムを重視して乗っている。昨年の桜花賞でも直線で接触がありながら、スターズオンアース(7番人気)をまっすぐに突き抜けさせて勝利に導いた」

 先日放送された競馬番組「武豊TV!II」(CSフジテレビ系)の「ジョッキー新春座談会」にゲスト出演した際、「川田モデル」のあぶみを持参して「レースの組み立てがだいぶ変わりました。改めてこんなにあぶみが大事なんだと」と話していたように、好成績の要因となっていることは間違いない。ちなみにオリジナルのあぶみを持つ騎手は、武豊と川田の2人だけだ。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
2
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
3
またまたファンが「引き渡し拒否」大谷翔平の日本人最多本塁打「記念球」の取り扱い方法
4
京都「会館」飲食店でついに値上げが始まったのは「他県から来る日本人のせい」
5
フジテレビ井上清華「早朝地震報道で恥ずかしい連呼」をナゼ誰も注意しない?