芸能

博多華丸・大吉が「NHK朝ドラ受け」で問題視された「用務員発言」は何がダメだったのか

 4月11日放送の朝の情報番組「あさイチ」(NHK)での博多華丸・大吉のやり取りが、視聴者にちょっとした混乱を招いた。放送中、進行役の鈴木奈穂子アナが、

「番組の冒頭で、特定の職業に対する誤解を生みかねない発言がありました。お詫びいたします」

 と謝罪したのだ。しかし、視聴者の多くはそんな場面に気がつかなかったようで「どこがマズかったの?」とSNS上で疑問符が飛び交った。

 問題となったのは、冒頭の朝ドラ受けで飛び出した大吉と華丸の「用務員」というワードを使った会話だった。この日の「らんまん」では寺脇康文演じる池田蘭光が、ボロボロの格好をした謎の男として登場。大吉が「万太郎(=主人公・槙野万太郎)は賢い子じゃ」と言うと、華丸は「あとはね、用務員のおじさんが何とかしてくれるでしょう」と応じ、さらに大吉が「用務員じゃないと思うよ。偉い方だと思うよ」と返したのだ。

 テレビ関係者が語る。

「『用務員』という言葉自体については近年、差別用語という指摘から『学校技術員』や『校務員』などと呼ぶ自治体はあるものの、求人情報などでは普通に使用されるなど、グレー扱い。視聴者が混乱するのは当然でしょうね」

「特定の職業に対する誤解を生みかねない発言」とはつまり、言葉そのものというより、大吉と華丸が身なりの汚い寺脇の姿を見て「あの用務員さん」と口にしたことではないだろうか。

(ケン高田)

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