芸能

キングオブコント過去最高視聴率でも「来年はない」理由とは?

20151019matsumoto

 10月11日、TBS系列で放送された「キングオブコント2015」決勝大会。今大会では審査方法を一新し、松本人志、さまぁ~ず、バナナマンが審査員を担当。過去最高の平均視聴率15.0%を獲得するなど、話題性の高い大会となった。

 さらに大阪吉本興業所属のコロコロチキチキペッパーズが優勝するなど、主催の吉本にとっては文句なしの結果に見えたが、実際の事情は異なるようだ。

「今年で最後になるんじゃないかという見方も根強くありますよ」

 と語るのは東京吉本の関係者である。

「キングオブコントは決勝大会の終了直後から『翌年に向けた会議』が始まる巨大プロジェクト。去年に続き、自社から優勝者が出たのは喜ばしいですが、『割に合わない』という意見が続出しているんです」

 一体、吉本は何が不満なのだろうか。この関係者はさらに説明する。

「最大の課題は『大会での活躍がその後の仕事に反映できていない』という点。前回大会ではバンビーノがブレイクしたからよかったものの、優勝したシソンヌは1年経って、特に大きく売れているわけではありません。ここ数年『やる意味はあるのか』と言われ続けています。また、2011年に優勝したロバートら、コントで売れるべき芸人はすでに売れており、優勝させる価値のある芸人がいなくなったことも挙げられていますね」

 果たして来年もキングオブコントは開催されるのか。コントでブレイクを狙う若手芸人にとっては気が気でない状況のようである。

(白川健一)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
2
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
3
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
4
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
5
「練習すると風が止む」武田修宏のモテすぎ伝説「広瀬すずの叔母と交際していた」