太陽系のように、太陽の近くには水星や地球のような小柄な岩石惑星があり、遠くには木星や土星のような巨大なガス惑星が鎮座する。これまでは、これが宇宙の普遍的なルール、いわば「銀河の交通整理」だと信じられてきた。ところが今年4月、ESA(欧州宇宙...
記事全文を読む→由紀さおり「夜明けのスキャット」再ヒットの理由
珠玉の昭和歌謡をジャズテイストにアレンジしたアルバム「1969」が欧米を中心にスマッシュヒット。由紀さおり(63)が再び脚光を浴びている。アルバム収録曲にして、彼女の代表曲といえば「夜明けのスキャット」。今の時代になぜこれがウケるのか。
*
「ジャズアレンジにしたことがヒット要因の一つになっていると思う。単なる『懐メロ』ではない大人の音楽として、名曲を再生することができたのです」
こう語るのは、音楽評論家・富澤一誠氏である。「夜明け──」といえば誰しも「ルールルルー」というあのフレーズを思い出すが、曲調がジャズに‥‥。
その成功の秘訣を「由紀さおりという歌手が持つ異才にある」と話すのが、編曲者にして、日本を代表するジャズピアニスト・渋谷毅。由紀とは、「生きがい」「初恋の丘」などの作曲者として、また後年には、由紀が姉の安田祥子と共演したアルバムでも作曲を担当するなど、縁は深い。
「レコーディング当時からのことですが、由紀さんの魅力といえば、ひときわきれいな歌声とフラットな‥‥素直な歌い方です。だからこそ、ジャズというジャンルでも、クセなくスッと入り込むことができた。彼女以外の人が歌って、同じような成功を収めたかどうかは正直わかりません」
渋谷によれば、(由紀の歌唱力を認めたうえで)たとえ歌がうまくても、ジャズというジャンルにフィットするか否かは、また別物だという。例えばクラシック出身の場合、「僕には、歌い方がややヒステリックに聞こえてしまう」
というから、そう簡単にはいかないようなのだ。もっとも、かつてジャズを歌って評価が高かった故・美空ひばりなどは、「あそこまで技巧があれば、また別次元の話」
いずれにしても、ナチュラルな歌声が効を奏したことに間違いはないだろう。
とまれ、40年以上という長い年月を経て、再びファンの心をトリコにした佳曲。その誕生に関わった渋谷からは、こんな意外なエピソードも飛び出した。
「作曲者の中には、主旋律以外はおおまかに編曲者に任せる人もいるのですが、(「夜明けの──」作曲者の)いずみたくさんは細かく指示する人でした。何といっても、うたごえ運動(合唱曲などを広める平和運動)などでも、積極的にリードしてきた方でしたから、こだわりは強い。編曲を任された時も『渋谷君、イントロはこんな感じで』ってね」
いずみが特にこだわったのが、そのイントロ部分。実は、ある「名曲」にヒントを得ていたというのだ。
「サイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』です。イントロのギターはあの曲にインスパイアされている。ちなみに、由紀さんのレコーディング時にイントロ演奏を担当したのはジャズミュージシャンでした」(渋谷)
なるほど、言われてみれば、イントロ部分は「サウンド──」に似ている。アレンジしだいではギター演奏ではなくなるため、今までそれと気づくファンも少なかったのかもしれない。あの美しい旋律は、大作曲家・いずみたくをも魅了していたのである。
ジャズテイストとしてよみがえった現代の「夜明けのスキャット」と照らし合わせてみると、実に運命的な出来事にも思えてくるのだ。
アサ芸チョイス
近年のネット環境の充実によって、高い売り上げを誇る公営ギャンブル。メディアを下支えする団体としても大きな役割を担っているが、最近は風向きが変わり始めている。ギャンブルライターが現状を語る。「日本の公営ギャンブルは競馬(中央・地方)、競輪、ボ...
記事全文を読む→AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...
記事全文を読む→8カ月ぶりに帰ってきたバス旅で最も存在感を放ったのは、看板を背負う太川陽介ではなかった。「路線バスで鬼ごっこ~太川陽介から逃げ切れ~【茨城・水戸】」(テレビ東京系)が、9月12日午後6時30分から放送された。鬼チームは太川陽介、草薙航基、村...
記事全文を読む→
