年金、福祉、そして消費税!これまで棚上げ、積み残し、先送りを繰り返してきたお金の問題が、震災以後いよいよ差し迫った問題となっている。2週連続登場のジャーナリスト・池上彰氏が、荒波に揺られる小舟の灯台のごとく、この難局に立ち向かう知恵を授ける...
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――関西電力は安全対策の工程表を提出しました。その安全対策を見ていると「アレ、今すぐやったほうがいいんじゃないの」という重要なことが先延ばしになっている。福島で事故があった時に原子炉の圧力を逃がしましたが、そのベントのところにフィルターを取...
記事全文を読む→――昨年のGW号で、池上さんから「脱原発宣言どころか今年の春には脱原発状態になる」と教わりました。ええ、5月5日に北海道電力の泊とまり原発が定期点検に入ると、全ての原発が止まることになります。政府は表向きには言いませんが、やはりその前に大飯...
記事全文を読む→――被災地はガレキの他にどんな問題を抱えているのでしょう?はい、もう1つ深刻な問題があるんですね。実は被災地は、地震と津波の前からほとんど町の機能が崩壊したようなところが多かったんですよ。過疎化が激しく進んで、岩手の海岸線を上がっていくと、...
記事全文を読む→未曽有の大災害から時間ばかりがいたずらに過ぎる中、被災地からは、はかばかしい復興の足音は聞こえてこない。この日本の危機を憂うのは、ご存じジャーナリストの池上彰氏。あらゆる情報を網羅、駆使、そして伝達する「ミスターニュース」がニッポンの再浮上...
記事全文を読む→渡辺氏はさらに警鐘を鳴らす。「阪神高速が阪神・淡路大震災で倒壊した時、一部には手抜き工事を疑う声もあった。それでなくても、首都高は長年にわたる酷使で経年劣化が進行し、建設年次の古い路線などはまさに重症。路盤を張り替えるため、アスファルトを引...
記事全文を読む→暴露話に背筋が寒くなった2人ならずとも、この告白にアッケにとられるのはむべなるかな、である。「あの頃はどこの現場でも似たようなことをやっていた。え、首都高はそんなにもろいのかって?現場監督として実際に首都高を造った俺が言うんだから間違いない...
記事全文を読む→中でも、地盤の緩い湾岸線の荒川湾岸橋で発生したトラス部材の損傷、同じく湾岸線の大黒ジャンクションでの支承の脱落は、被害の深刻さから、多くの防災関係者の心胆を寒からしめた。この震災被害について首都高広報室は多くを語らず、大黒ジャンクションの損...
記事全文を読む→欠陥工事は何も住宅やビルだけにあるもの廃材とガレキが詰まった橋脚ではない。東京の交通、流通を支える首都高速道路に、とんでもない「手抜き」実態が浮上した。もし昨今指摘される首都直下型大地震が発生したら――。都心を待ち受けるのは、阿鼻叫喚の大惨...
記事全文を読む→女子高生「制服カフェ」(六本木・40分2000円)にサボリーマン殺到 「16歳の弾けるナマ脚に青春時代が蘇った!」4月某日夜7時――。帰途に着こうとした本誌おサボリ記者は、六本木交差点でAKB風のコスチュームを着たカワイらしい2人組から声を...
記事全文を読む→壊滅状態の東京にトドメを刺すかもしれないのは、静岡県にある浜岡原発である。「浜岡原発は東海地震の想定震源域のまさに真上に立地しています。もちろん格納容器は、固い岩盤の上に作られていますが、もし東海地震が発生したら、地震動による被害は否定でき...
記事全文を読む→「投げ技・大外刈り・乱取り」禁止の(呆)教育方針「“ゆとり柔道”なら止めたほうがマシだッ」「“柔道のようなもの”を必修化と称して中学生に教える。柔道とはこんなものなのかという誤った理解を植え付けることになるのですから、心ある武道家なら穏やか...
記事全文を読む→津波高2メートルと聞くと、いくぶんホッとするかもしれないが、侮ってはいけない。「2メートルの津波は家を押し流すに十分なエネルギーがあります」と話すのは、は防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏だ。「東京湾内には32キロにわたって高潮防潮堤が...
記事全文を読む→去る3月31日に、内閣府の有識者会議が発表した、近い将来の発生が懸念される「南海トラフ地震」の被害想定。それによれば、「南海トラフ」でM9クラスの巨大地震が発生すると、津波高が東京の新島で29・7メートルとなるなど静岡、愛知、三重、和歌山、...
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