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──清宮幸太郎のプロ入りや、メジャーでも一線級のリリーフとして鳴らした上原浩治の日本球界復帰など、今年も話題の多いシーズンとなりそうですが。
江本 上原はね、ボクはいいと思いますよ。去年はマシソンやらカミネロが出てきたら、危なっかしくて顔の前に手をやって、指の隙間から見てなきゃならなかったから。
野村 球団は戦力として見てるわな。
江本 コントロールはいいですからね。少なくとも今期は使える。戦力としては大きいと思いますよ。
──メジャーからの出戻り組としては、ヤクルトに青木も復帰しました。
野村 こっちはオレが監督だったら獲らないね。球団が残ってくれと言ったのに、それを断ってメジャー行ったわけだから、向こうで契約できないからお願いしますってそんなムシのいい話、通すほうがおかしいよ。
江本 ボクが思うのは、メジャー行ったらみんな大金持ちになって帰ってくるんだから、独立リーグにお金を落としてオーナーにでもなってくれないかな、と。アメリカで稼いだ金を、日本球界の底上げに使ってほしいですね。
野村 今はプロになることじゃなくて、メジャーでやることが野球少年の夢ですよ。日本の野球のレベルが上がったと同時に、メジャーのレベルは下がってるから、これだけたくさんの日本人選手が行けるわけですけど。昔なら、ONだって通用しないと言われてたのにね。
江本 16チームから30チームになって、まだ増やそうとしてましたからね。30でも多いですよ。球団を増やしすぎたから、せいぜい3Aレベルの選手が、メジャーの半分くらいを占めてるわけです。それでもまだ、日本人のバッターはなかなか通用しないのが現状ですけどね。
──メジャーといえば、やはり今季要注目は、ロサンゼルス・エンゼルスに入団した大谷翔平です。
野村 ホイホイ出戻るんじゃなければ、上を目指すこと自体は悪いことではないと思いますよ。
江本 ただボクが思うに、二刀流は中途半端になります。間違いないです。何勝して、ホームラン何本打ちたいんですか? 10勝や20本塁打くらいなら、メジャーにはゴロゴロいますよ。それでいいのか、と。あれだけ素質がある選手をダメだという野球人は一人もいないけど、どちらかに絞れば張本さんや金田さんの記録だって抜けるかもしれないのに、今のままでは既定の投球回数や打席数に届かないままで終わるでしょう。あと大谷もそうでしたけど、実績のない清宮ですらも、日本球界をメジャーへのステップにした契約になっていたりして、それにかかわるマネーゲームも含めて、今の球界がいかがなものか、と思ってしまうところはあります。
──名前の挙がった清宮ですが、オープン戦では19打席ノーヒットと不調です。
江本 今のところ──。
この続きを3月27日発売の週刊アサヒ芸能4月5日号では特集で詳報している。
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