芸能
Posted on 2018年04月27日 09:58

沖縄のフェス主催者がアイドルに伝えた「異例の注文」とは!?

2018年04月27日 09:58

 いまや夏の風物詩となっているアイドルの夏フェス。近年は開催時期の分散化も進んでおり、このゴールデンウィーク前後には沖縄で2つのアイドルフェスが催される。すでに4月21日には宜野湾市のトロピカルビーチにて「OKINAWA IDOL FESTIVAL」が開催。2日目が悪天候で中止になったものの、多くのファンでにぎわった。そして5月19~20日には那覇市内のライブハウスで「アイドル横丁祭!! in 沖縄」が開催予定だ。

 沖縄でのフェスではこれが初の沖縄旅行になる参加者も多く、アイドルもファンもテンションが高くなりがち。この時期はすでに海に足を入れて遊ぶこともでき、沖縄料理のおいしさもあって満足度の高いフェスとなっているようだ。だが今回のフェスに際しては主催者側から各アイドルに対して、異例の注文が付けられたという。

「今、沖縄で大流行しているはしかです。誰かが発症すると集団行動のフェスでは感染しやすいので、主催者側ではワクチン未接種のアイドルには至急、予防接種を受けるように案内しています。アイドルグループではメンバーのほぼ全員が一斉にインフルエンザに罹るといったケースも珍しくなく、感染予防に主催者が気を遣うのも当然でしょう」(アイドル運営関係者)

 しかもアイドルの場合、集団行動という要素以外にも、はしかに対して要注意すべきだというのである。医療系のライターが指摘する。

「日本ははしか対策が遅れていて、就学前に2回目の予防接種が義務付けられたのは2006年のこと。それより前の世代では基本的に1回しか予防接種を受けてないため、1歳で接種したワクチンの効果が切れている人も少なくないのです。それに該当するのは1999年度生まれ以前の世代で、学年でいえば大学1年生以上となります。そして十代後半~二十代前半がボリューム層のアイドルは、まさにこの世代にドンピシャ。全員が高校生以下のグループでない限り、はしかには十分な対策を取る必要がありますね」

 その世代に該当する人はアイドルのみならず、フェスに参戦するファンのほうもはしかに気を付ける必要がある。予防接種は大人でも受けられるので、自己防衛を検討したいものだ。

(白根麻子)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/8/5発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク