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記事全文を読む→小池百合子×音喜多駿「“都民ファースト”立役者は共倒れ」
都政改革を掲げ、ともに「都民ファーストの会」の立役者となった小池百合子都知事(65)と音喜多駿都議(34)が共闘したのも今は昔。最近は敵対関係でのバトルは賞味期限切れで、バチバチどころか、共倒れのピンチを迎えていた。
「密室で役員数人で決めるブラックボックスそのもの」
17年10月5日、上田令子都議(52)とともに、都民ファーストに見切りをつけて離党届を提出した音喜多氏。会見ではこれまで仕えた小池“親分”の党運営を斬り捨て、反旗を翻したのだ。
そのタイミングも小池氏にとっては最悪だった。同月の衆院選で新党を立ち上げて大博打に出たやさきの、「排除発言」で逆風吹き荒れる最中の出来事。結果的に音喜多氏が、ダメ押しをつけた形となった。政治ジャーナリストの山村明義氏が解説する。
「衆院選で惨敗して以降、小池さんの勢いは完全に止まりました。定例会見は都庁担当記者以外のマスコミはほとんど取材に来なくなり、希望の党の幹部にも距離を置かれて寄りつかない状況になっています」
4月15日に行われた練馬区議補選では、お膝元にもかかわらず公認候補が2人とも落選。あまりにふがいない結果に、都民ファースト関係者が不満を漏らす。
「厳しい戦いが予想され、公認候補1人にしぼるべきという声が上がっていたのに、聞く耳を持たなかったんです。補選後は憮然として、かなり機嫌が悪そうでした」
一方でかつて「小池の犬」と呼ばれた音喜多氏も今や蚊帳の外だ。4月に「贖罪 偽りの小池都政で私が犯した過ち」(幻冬舎)を発売し、その著書の中で、
〈市場移転や東京五輪については、周囲にイエスマンしか置かないあまりに、間違った方向に力を注いでいる〉
などと威勢よくかみついたものの、話題性は皆無。昨年12月には都議会で直接対決も実現したが、注目されず。豊洲市場の移転が決まらないことに触れた音喜多氏は、
「政策判断として間違っていたと判断せざるをえない」
と批判。それでも、小池氏は軽くいなすばかりだった。その理由を、都庁担当記者が明かす。
「音喜多さんは離党後、都議会での存在感はなく、都議の間で話題にも上がっていない。それより小池さんが神経をとがらせるのは都議会自民党との攻防です」
昨夏の都議選で惨敗した自民党だが、世論の追い風に乗り勢いを強めている。3月29日に行われた18年度予算案の採決では、41年ぶりに一般会計に反対して、小池氏が気を揉む場面も。
「3月に小池知事が東京五輪組織委員会の森喜朗会長(80)にバレンタインチョコを渡したことが明らかになると、『公選法違反の疑義がある』として自民党は猛批判を浴びせました。最近は急に元気がなくなったと心配する声も聞かれますが、それ以前に天敵の森会長にチョコをあげている時点で、ヤキが回ったのかと残念な気持ちに‥‥」(都民ファースト関係者)
顔も見たくない相手への“ポチ行状”に、水面下で噂される都民ファーストの「離党ドミノ」は、もはや時間の問題のようだ。
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