8月中旬、食欲が減退する盛夏期のお昼どき。この時期の定番ランチといえば「冷やし中華」や「冷やしうどん」などだろう。しかしここ数年、外食チェーンでは酢醤油とカラシで食べる昭和の定番冷やし中華から脱却し、冷たさと強い刺激を両立させた「進化系冷や...
記事全文を読む→【一杯酒場】東京・西新宿「呑みや ふるさと」
大都会のエアポケットにひそむ隠れ酒場に ポン酒好き感涙の「60銘柄以上」がズラリ
空を覆うようにそびえ立つ新宿の高層ビル群そばの裏路地。さらに、目の前はお墓という一風変わったロケーション。真っ白いのれんがたなびく入口から左右にガラス張りの客席が広がり、憩いの一杯を楽しむ人々の姿が見える。
開店して20年。現店主は昔、上階の広告代理店で働いていたという元常連。昨年3月に、当時の板長が亡くなったのをきっかけに店を引き継ぐ決心をした。大の日本酒好きで「8割が常連さんです。ごくまれに『こんなところに店があるんだ』って入って来られる方もいますけど」とほがらかに笑う。定番はもちろんのこと、複数の酒屋と取り引きし、他の店にはないものを仕入れている。飲み切りの四合瓶を中心に60銘柄を超す品揃えの中には、なかなかお目にかかれない「鍋島」のレア物もあるというから驚きだ。
つまみも酒のアテ仕様で「自家製ポテトサラダ」はからしと黒胡椒が効いたオトナの味。地方の地魚、ハモ、イワシ、アゴを使った「長崎かんぼこ3種盛り」は酒を進ませる逸品だ。締め人気の「焼うどん」をつつきながら談笑する客に対する店主の眼差しは、同好の士を見る優しさにあふれている。
「バカ騒ぎするのではなく、普段使いで食べ飲みを楽しみたい大人のための純居酒屋でありたいですね」
■呑みや ふるさと
住所:東京都新宿区西新宿7-13-5 電話:03-5386-8565 営業時間:17:00~23:00 定休日:土・日・祝
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