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記事全文を読む→住めば売れる芸人が入居を熱望した中野のワンルームマンションがあった!
お笑い芸人は、売れたい気持ちがとにかく強い。そのため、成功した先輩芸人から財布をもらったり、アルバイトを引き継ぐなどして、売れるといわれるジンクスを信じることもしばしば。東京都中野区のワンルームマンションの201号室も、かつてはそのひとつだった。お笑い業界に精通している記者に話を聞いた。
「“伝説”のはじまりは、キム兄こと木村祐一さん。関西から上京後の1993年、その201号室に入室しました。すると、それまではゼロに等しかった東京での仕事が徐々に増えはじめ、ついに全国ネットの『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)の構成作家という大役を担いました」
金銭的に余裕が出た木村は、ワンルームから脱出して、広いマンションにお引っ越し。空室となったそこを継いだのは、雨上がり決死隊・宮迫博之だった。今でこそ引っ張りダコだが、約20年前の宮迫は、東京進出したものの鳴かず飛ばず。地元・関西でダンスとお笑いをミックスしたアイドルユニット・吉本印天然素材では大人気だったにもかかわらずだ。
しかし、件のマンションに入居すると、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)に主役級の扱いで出演。それを機にトントン拍子で仕事が舞い込み、2000年に初の全国区レギュラー「ワンナイR&B」(フジテレビ系)をゲットした。
「宮迫さんからのワンルームのバトンを受けたのは、同じく吉本印天然素材の元メンバーだった宮川大輔さん。宮迫さんと同じく、上京後はしばらくくすぶっており、芸人ではなく舞台役者として活動しました。そんなある日、芸人仲間から松本人志さんを紹介されて、何度か飲みにいくうちに、『人志松本のすべらない話』(フジ系)の出演が決定。今の地位を得ました」(前出・記者)
この頃になると、このワンルームのあるマンションは、“成り上がりマンション”と一部芸人の間で噂されるようになり、宮川の退去後は争奪戦に。そしてみごとに入居したのが、関西から上京した水玉れっぷう隊・アキ。だが、低空飛行から脱出することはできなかった。どういうことか。何でも壁の色を塗り替えたことで、運気が停滞したのではないかと囁かれている。その後、後輩のしあつ野郎が移り住んだが、15年に診療報酬詐取事件に巻きこまれ、表舞台から姿を消した。
これにて、縁起の良さは完全に打ち止め。若手芸人はしっかり腕を磨いて売れるしかないということようだ。
(北村ともこ)
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