芸能

松本人志が「一発屋芸人」たちからの数少ない活躍の舞台を奪っていた!?

 一発屋芸人たちが、それで一発当てた自身の「キャッチフレーズ」を口にするだけで、会場中から大歓声が起こりかつての栄光をあらためて噛みしめることができる。そんな夢舞台が、ダウンタウン・松本人志の一言で終了に追いこまれていたという。

 9月1日放送の「弁護士といっしょです」(テレビ朝日系)では、みずからも一発屋芸人に数えられる「髭男爵」の山田ルイ53世が、2015年8月10日に開催された「第1回 一発屋オールスターズ選抜総選挙 2015」について紹介。同総選挙の発案者だったレイザーラモンHGに直撃取材を行うなど、その舞台裏を明かしていた。彼は数多くの一発屋芸人たちを口説き、事務所の垣根も乗り越え「総選挙」の開催にこぎつけたという。そして、「第1回総選挙」会場の東京・ルミネtheよしもとは満員の観客による熱気にあふれ、客席は爆笑のウズに。司会者による「それでは第2回大会でお会いしたいと思います!」という挨拶の中、大盛況で幕を閉じたというが、その第2回はついに開催されることがなかった。その理由は松本が発した一言にあったというのだ。

「一発屋総選挙は『ワイドナショー』(フジテレビ系)で取り上げられ、番組コメンテーターの松本は『一発屋総選挙だからやっぱな、これも一発で終わったほうがしっくりくるやろ』とコメント。それを聞いたHGは『危ない危ない』と危機感を抱き、すでにスケジュールも押さえていた第2回の開催をキャンセルしたそうです。HGとしては、1回目の成功を超えられないのは明らかなので、ここでキレイに終わらせようと考えたのだとか。そんな刹那的な考え方もまた、一発芸に通じる部分があり、筋が通っているようにも思えますね」(お笑い系のライター)

 そのHGは一発屋総選挙の開催に先立つ2015年春に、一発屋芸人の親睦会である「一発会」を主宰。こちらは山田ルイ53世によると、「あとから出てくる後輩の一発屋のためにも、こういう一発会みたいな会を作った」という趣旨なのだという。現在でも続くこの会に対して松本が「一発で終わったほうがしっくりくる」と言い出しはしないか、参加芸人たちは冷や冷やしているのかもしれない。

(金田麻有)

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