芸能

みやぞん、骨折よりも重大?「24時間テレビ」ランナーは存続するのか

 お笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞんが海外ロケで骨折した件が波紋を広げている。「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)のインドロケにて左足首の骨が7ミリ欠けるケガを負った件を巡っては、制作側の姿勢を問う声が続出。なかには〈ついに「イッテQ!」が終了か〉と番組存続に疑問符を付ける論調も見受けられる。

 その一方でテレビ業界の関係者からは、日テレには「イッテQ!」よりも先にリストラされるべき企画があるとの声もあるようだ。制作会社スタッフが指摘する。

「毎年のようにその意義を問われる『24時間テレビ』で、特に問題視されているのが芸能人に過酷な走りを強いる“チャリティマラソン”です。昨年は当のみやぞんがマラソンを越えたトライアスロンに挑戦。もはや24時間には収まらず、スタート時刻を番組開始前に早めたうえで30時間以上を費やしてゴールしました。そんな過酷なマラソンを果たして今後もやる必要があるのか、その意義を問う声がますます大きくなっています」

 今年の「24時間テレビ」ではすでに8月24~25日の放送日程が明かされている。近年、ますます厳しさを待つ夏の暑さもあり、8月の超長距離マラソンは自死行為に等しいとの批判があがるのも当然だ。その中で今回がラストマラソンになる可能性が取りざたされているというのである。

「その理由は来年の東京五輪です。五輪とパラ五輪を合わせて7月22日~9月6日と一カ月半にもわたって開催されることから、音楽フェスの『SUMMER SONIC』はすでに来年の休催を決定。アイドル夏フェスの『TIF』も来年はお休みになると噂されています。その中で『24時間テレビ』も来年は放送休止になる可能性が高く、それを機にチャリティマラソンも終了させるのは日本テレビにとって好都合なはず。それゆえ今年がラストマラソンになるというのです」(前出・制作会社スタッフ)

 もし今年が最後になるのであれば、一人のランナーに任せるのではなく、駅伝形式のリレー方式もありえる。そうなると真の意味での“最後のマラソンランナー”は、みやぞんだったのかもしれない。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」