芸能

芸能界闇営業の「リアル」!(終)芸能プロ自体が反社会的勢力の顔を持つ場合も

 お笑い芸人の反社会組織への闇営業騒動が収束する気配はまだないが、ある芸能プロ関係者がこう話す。

「一時、よく住宅展示場のイベントの司会にうちのタレントも呼ばれていましたよ。やけに羽振りがよくギャラも高額だったので喜んで送り出していましたが、あとになってそこの住宅・マンション販売業者が暴力団のフロント企業だと知り青くなりました。事務所を通した仕事でも、こういうことがありますから、本当に見分けは難しいんです」

さらに、こんな話も。

「そもそも、芸能プロダクション自身が裏で反社会的勢力の顔を持っている場合もありますからね。オーディションだといって人を集め、『キミはすごい才能があるが、まずは演技の勉強が必要だ』といって息のかかった芸能スクールに入れて、入学金をキックバックさせたり、『芸能人はみんなケアを怠らないんだ』と高額のエステコースのローンを組ませたりとね」(前出・芸能プロ関係者)

 もちろん、そのエステとも裏でつながっており、その儲けたカネの半分が事務所に転がり込むシステムだという。

「まともなタレントが一人もいないのに都内の一等地に事務所を構えているような事務所は、実はそんな“オーディション詐欺”が主な収入源というケースが少なくありません。オーディションには“業務提携”しているという、そこそこ有名なタレントが立ち会ったりするもんですから、コロッと信じてしまうわけです」(前出・芸能プロ関係者)

 そんな闇・芸能事務所もあるのだから、今後も、似たような騒動が繰り返されるのではないか。

(露口正義)=写真はイメージ=

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<老人性乾皮症>高齢者の9割が該当 カサカサの皮膚は注意

    330777

    皮膚のかさつきを感じたり、かゆみや粉をふいた状態になったりすることはないだろうか。何かと乾燥しがちな冬ではあるが、これは気候のせいばかりではなく、加齢による皮膚の老化、「老人性乾皮症」である可能性を疑った方がいいかもしれない。加齢に伴い皮膚…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    327330

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    326759

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「わかめラーメン」新CMにゆうちゃみ起用で思う「廃業危機ラーメン店」を救うのはギャル
2
太川陽介が舌好調で明かした妻・藤吉久美子への「暴君ぶり」自宅での料理で激怒した
3
NHK番組は終了…とんだトバッチリでしばらくは新規起用が見送られる「新しい地図」の悲運
4
甲子園出場「21世紀枠」に負けたのは末代までの恥/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
5
巨人・久保康生巡回投手コーチが田中将大「魔改造計画」でつけた「注文」