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記事全文を読む→直近大地震「次の震源地」(1)三角形の中心に富士山が…
揺れ続ける日本列島にさらなる災害が起こるのか──。M5を超える大規模な地震が起きた直近の3つの地点を結ぶと、均斉が取れた「二等辺三角形」が浮かび上がった。そして、この形が指し示すのは迫り来る“巨大地震の予言”とも言われているのだ。
4月17日、日本地図上に、横長に伸びた「二等辺三角形」を描いた画像がネットにアップされた。
折しも、同日午後9時3分に宮城県沖でM5.8の地震を観測した直後のことであった。また、同日午後5時57分には、三宅島近海でM6.2の地震も起きていた。
その三角形の頂点をよく見れば、2点は宮城県沖、三宅島を示していた。もう1つの頂点は4月13日に淡路島を襲ったM6.3の地震の震源地であった。つまり、直近で起きたM5超の大規模地震を結んだ形であり、偶然にも二等辺三角形となったのだ。
それだけでも不気味なのに、この画像には「二等辺三角形」の中心が示されていた。その中心地点が富士山に当たるのだ。
すぐさまネット掲示板などでは、「富士山が噴火するのでは」と話題となった。
さらに、この「二等辺三角形」の噂をヒートアップさせたのは、別の予言があったためだ。それは、4月5日にロシアで起きた地震(M6.2)の震源地と4月6日にパプアニューギニアで起きた地震(M7.2)の震源地を結んだ直線上に淡路島があるというもの。この直線を4月13日の地震発生以前に、ネット上にアップした人間がいたのだ。
また、4月20日に中国・四川省でM6.9の地震が起きると、この「二等辺三角形」がテレビ番組で取り上げられるに至った。
地底深くに震源がある地震。地表に線を引いたところで、震源を示すという科学的な根拠がないことは誰の目にも明らかである。しかし、東日本大震災以降、日本人は地震に対する恐怖心を抱いている。不安をあおるには、この「二等辺三角形」の予言は十分すぎたのだ。
ましてや、富士山の異変は東日本大震災以降、断続的に続いている。
11年3月15日に富士山直下でM6.4の地震が起きた。その2カ月後から、富士山周辺ではマグマの動きが活発化し、火山性の低周波地震が頻発した。そして12年に入ると、気象庁が富士山で噴気現象が確認されたことを発表した。
今年も、富士山と連動しているとされる箱根山周辺で群発地震が発生。さらには、富士五湖の1つである河口湖の水位が異常低下している。河口湖にある六角堂はふだんは船でしか行けないが、現在は湖底を歩いて行ける状態だ。
はたして、「二等辺三角形」が示すように、富士山は噴火するのだろうか。
地震学が専門の琉球大学名誉教授の木村政昭氏はこう話す。
「東日本大震災によって、三陸沖の太平洋プレートの圧力は取れました。その分、プレートの南に圧力がかかってきており、富士山のマグマだまりへも圧力がかかっていると考えられます。富士山周辺の火山性地震の震源も浅くなってきており、それだけマグマが押し上げられてきていると見るべきでしょう。すぐにとは言わないが、この数年の間に富士山が噴火する可能性は高いと言えます」
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