芸能

高岡早紀ら「怪談」篇!/ホラー・猟奇映画「禁断ベッド場面」全集(2)

 妖艶さに満ちた怪談は、相乗効果でより怖さも増すもの。ベッドシーン愛好家の芸人・みなみかわ氏が、妖しく濡れるオンナたちを熱く語る。

      *

「大きさ、形、インパクト‥‥」と、みなみかわ氏が、鼻息も荒く振り返り、生バストを全開にして登場した瞬間については「『でかい! すごい!』と思わず声を上げてしまったほど。もはや伝説と言っても過言ではありません」と明かしたのは、「忠臣蔵外伝四谷怪談」(94年、松竹)での高岡早紀(46)。

 まず驚かされたのは、高岡が着物を腰まで下ろして髪を結うシーンで、推定Gカップはあろうマシュマロのような巨胸を画面いっぱいに見せた瞬間だった。みなみかわ氏によれば、映画の怖さを生胸が「食ってしまった」そうで、「怪談泣かせのシーンですね。でもこれがあるからこそ、この映画は生涯、われわれの記憶に残り続けるでしょうね」とのこと。

 さらに仰天したのが、「地獄」(79年、東映)での原田美枝子(60)。公開当時は21歳にもかかわらず、山小屋の中で全身をしっとりと汗ばませて、相手役の林隆三と荒々しく交わるなど、ふんだんに濡れまくる。

「かわいくて純朴な子が突然脱ぐと、迫力満点」という巨胸に「目を奪われました」という。全体的に肉感的な日焼けしたカラダには、「『昔はこんなにすばらしい女優がいたのだなあ』と感心し、エンドロールを確認して、『え! 今ではあの上品な熟女の原田美枝子だったのか!』と驚いたものです」

 原田のベッドシーンは、時を経てなお、新鮮な刺激を与えてくれるのだ。

 全盛期の山口智子(55)がノー肌着で撮影に挑み、白いワンピースの隙間から可憐なピンク色のバストトップをのぞかせたことで話題となった「居酒屋ゆうれい」(94年、東宝)も、みなみかわ氏の胸を高鳴らせる。「当時はコメディドラマを中心に出演し、サバサバした女性というイメージが強かったですよね。でも、同作ではそのキャラを封印して相手役の萩原健一をいやらしく誘惑するんです」

 健康的な半脱ぎ姿で、萩原のねちっこい愛撫を受けて感じるさまは、「ギャップありまくりの艶っぽさ」の真髄と言えよう。

 大島渚監督のハードコア作品「愛の亡霊」(78年、東宝東和)では、大女優・吉行和子(84)が、当時40代にして初脱ぎを披露。相手役の藤竜也による強引な口戯に身をよじり、アンダーヘアを剃り上げられる。さらにバストトップをピクンと立たせる描写など、「本気絶頂」を思わせずにはいられない。全脱ぎ姿を泥だらけにして抱き合うシーンや、半脱ぎの格好で木に吊るされるシーンもある。

「どこまでも行ってしまうサービス精神と女優魂が、カッコよすぎます」

 一方、これはベッドシーンと言えるのかどうか「審議が必要でしょうな」と渋い顔をするのは、「HOUSE ハウス」(77年、東宝)の池上季実子(60)だ。

「彼女が大場久美子を抱き寄せる場面で、なぜか胸元がはだけ」意外と控えめな生胸がポロッと出てしまう。「まったく必然性がないシーンですが、『控えめパイを頑張って見せてくれたんだな』と思うとソソられます」

 最後にみなみかわ氏が絶賛するのは、天海祐希(52)が荒々しい岩肌の上で情念的な座位に濡れた「狗神」(01年、東宝)での艶技だ。

「とにかく神々しかった。映画のミステリアスな雰囲気にもぴったり」で、美しい背中をあらわにするほどの肌見せ度。全脱ぎにならないくらいが「ちょうどよかったです」とのことで、「いやあ、天海さんは別格の美しさですね」と感慨深げに振り返った。「艶っぽさ」があるからこそ、日本情緒あふれる怪談が映えるのである。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
3
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え
4
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
5
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」