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国母和宏の「保釈ガッツポーズ」にファンも「スノボが終わった」と強烈罵声

 謝らないどころか「なぜそんなことまでする必要あるの?」と、彼のことをそれでも擁護していた一部のファンまで「今回はさすがにガッカリした」と突き放されているのが、国際郵便で法律違反薬物を密輸した罪で起訴されたバンクーバー五輪日本代表のプロスノーボーダー・国母和宏被告。

 そんな彼が3日、保釈金300万円を納付して拘留先だった警視庁東京湾岸署から保釈された。集まる報道陣を無視するように、ひと言の謝罪もなく、物々しい雰囲気の中、友人の運転する黒塗りの車の後部座席に座ったまま地下のスロープから一時停止の標識もまったく無視するもの凄いスピードで走り去ったことも報道された。

「何でもかんでも保釈されてしまうことに一般の人たちは疑問を持っているようですし、土下座はしなくてもいいですけど、少しぐらい謝罪コメントがあるのでは?と期待した人たちは驚いたようです。事故でも起こしかねないスピードだったようですから。でもあっという間に逃げて行ったことに、ひょっとしたら内心は恥ずかしさもあったのかも…という捉え方をした人もまだ少しはいたようですが、その後の行動がわかると『本当に反省してないんだ』と失望の声に変わりました」(週刊誌ライター)

 その行動とは、2人の乗った車が都内の某地下駐車場に着いてからのこと。そこから出てくる2人の様子を夕刊紙のカメラマンが捉えると、それを見た国母は友人と肩を組みながらよりによって拳を突き出してのガッツポーズ。この写真が公開されると「スノボのイメージが地に落ちた」「謝罪じゃなくてガッツポーズ?」「保釈なんかしないでほしかった」「本当にサイテー!平野(歩夢)くんだけじゃ日本のスノボのイメージは回復できないと思う」と、世間の人たちをバカにしたようにしか見えないガッツポーズには若い人たちからも落胆の声だらけ。それに、五輪でのバッシングを乗り越えてプロスノーボーダーとして成功した国母を支持していた大人世代からも「バンクーバーの時は国母の何が悪いのかと応援したのに、自分の人の見る目のなさに失望してます」という嘆きまで、とにかく今回は擁護の声は一切なし。

 多くのスポンサーと契約して年収は数千万円あるという国母。保釈金の300万円なんて痛くも痒くもないのかもしれない。ただ、今回の事件とガッツポーズで失った信頼はもう永久に取り戻せないかも。本人はまた、「ちっ、うるせーなぁ」と思っているのかもしれないが…。

(飯野さつき)

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