芸能
Posted on 2020年01月04日 17:57

天才テリー伊藤対談「横浜銀蝿40th」(2)どうして「銀蝿」をバンド名にしたの

2020年01月04日 17:57

テリー そんな不良たちがどうしてバンドをやることになったの。

 いや、あの頃に音楽やっているのは基本、不良じゃないですか。きっかけは高校でJohnnyと出会ったことですね。あいつがいきなり「俺、Johnny。ロックンロールやらない?」みたいな感じで誘ってきて。

テリー え、バンドやる前からJohnnyを名乗っていたんだ?

 そうなんですよ。そんな出会いって、普通「こいつ、頭おかしいのかな」と思いますよね(笑)。でも、何か俺と同じ匂いがしたのでそこから2人でバンドを始めたんですよ。当時テレビ神奈川主催の音楽コンテストがあって、「決勝大会まで行ったらテレビに出られるぞ」ってJohnnyにあおられたので、ベースとドラムを急きょ募集して猛練習して。

テリー フフフ、きっかけはテレビに出たいからか。

 やっぱり目立ちたいというのがありまして(笑)。でも、「これでいいのか高校生」っていう俺とJohnnyのオリジナル曲で、本当に決勝大会まで行きましたからね。

テリー それはすごいね!バンド名はその頃から「横浜銀蝿」?

 いえ、最初のドラムが脱退して、俺が入った時に「銀蝿」に改名して。

テリー あれ、「横浜」は最初なかったんだ。

 そうなんですよ。でも暴走族って、チーム名の前に地元の地名をよく入れているじゃないですか。それにならって、あとで加えたんですよ。

テリー みんなが嫌悪感を持つ「銀蝿」をバンド名に入れるなんてすごいよね。当時感心したんだけど、どんな理由で?

 これが実に単純なんですよ。いつも通っていた喫茶店のオヤジに「お前ら、毎日毎日、銀蝿みたいに店にたかってるんじゃねぇ」って言われていて、しまいには顔を出すと「おお、銀蝿ちゃん」なんて扱いになって。何か、その言葉のニュアンスが俺たちに合っているなと思ったんですよ。

テリー 服装もインパクトあったよね。サングラスに革ジャン、そして白くて太いズボン。

 あれは昔から着ていた格好、そのまんまですよ。あのズボンは「ドカン」って言うんですけど、太くて足がよく上がるから、ケンカの時に蹴りを入れやすいんですよ。

テリー そんな実用性、聞いてないよ(笑)。でも、デビューして間もなく「ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)」が大ヒットして一躍、社会現象に。自分たちから見て、どういう印象でしたか。

 当時からこういう感じで、しかもバンド名が「銀蝿」なのに、思ったよりも嫌われなくて(笑)。

 さっきも言いましたけど、俺らはとにかく目立ちたかったので。とにかくテレビに出たかった。まず「夜のヒットスタジオ」に出て、そのあと「ザ・ベストテン」の「もうすぐベストテン」コーナーに出たら、あっという間に注目されることになって。

テリー あの頃は、日本中に同じ格好をしたファンがいたよね。

 俺ら、あの格好を文字どおり一年中していたんですよ。夏は暑いし、冬は寒いし(苦笑)。

 当時の事務所の社長から「その姿を見せることが宣伝になるんだから」と言われたので、そのまま実行していた。1人だけでいると銀蝿のマネをしているファンと間違えられそうで(笑)、どこへ行くにもできるだけ4人一緒に行動するようにしていたね。

テリー ハハハ、人気者はそういう苦労もあるのか。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年04月08日 07:00

    40年の歴史に幕を下ろした「アッコにおまかせ!」(TBS系)の後継番組が始まったが、MCに上田晋也(くりぃむしちゅー)を据えての情報番組「上田晋也のサンデーQ」だと聞いた時、「今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)はどうなるんだろう」くら...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年04月09日 13:00

    4月8日のDeNA戦。それは延長10回のリリーフ登板ではあったものの、ようやくプロ8年目での初勝利だった。中日・根尾昂が投手に専念して、5年目で摑んだ白星である。根尾を祝福する声は多く聞かれたが、心配なのは「チームの悪い流れ」だ。この日の先...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年04月10日 07:00

    本拠地でのパイレーツ戦(日本時間4月11日)に今季3度目の先発登板が予定されている今永昇太の復活のカギは、球速アップだという。15勝した一昨年に比べ、昨年はシーズン後半に打ち込まれるシーンが続いた。そのことで契約の見直しがあり、一度はFAと...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/7発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク