芸能
Posted on 2020年01月03日 09:59

小栗香織、「11PMの顔」は写真集制作で活躍/あの「色香女王」と感涙再会(終)

2020年01月03日 09:59

 昭和の時代に男たちの熱い味方だった「11PM」(日テレ系)。小栗香織(49)は、まだ18歳ながら番組の顔となった。

 細身の体でコケティッシュなビジュアルと、どこか小悪魔的なムードでたちまち人気者に。デビューは88年、昭和最後の年である。

「その翌年から『11PM』の金曜カバーガールになりました。番組が幕を閉じる90年まで1年半ほどレギュラーでしたね。ラッキィ池田さんに振り付けを教わって、CM前に30秒ほど踊ったりしていました。少しあとに飯島直子さんもメンバーに加わりました」

 番組名でわかるように夜11時台の生放送。それなのに女子高生が出演できたのには意外な理由があった。

「今だから言えますが、私が出ていた時の金曜イレブンは、事前収録だったんです。でも生放送のようでした」

 CM、映画、ドラマなど順調に活躍し、転機が訪れたのはデビューから11年後のことだった。そのタイトルもズバリ「小栗香織十一年後」(00年、新潮社)。この写真集を出版したことが契機となった。

「脱ぐ仕事のオファーはそれまでもありましたが、コテコテの写真集になるのはイヤでした。ところが、この時は私が描いていた形にしてくれたんです。製本の見本まで自分で作りました」

 世は全脱ぎの写真集がバブルの時期だったが、同じ波には飲まれたくなかった。

「写真はオールモノクロで、書店によってはアートコーナーに置いてくれるところもありました。30代になる前の初脱ぎでしたが、おかげさまで3刷までいきました」

 それから5年後、韓国籍の男性と結婚。当時の報道では「ヨン様似のIT貴公子」と呼ばれたほどだった。ほどなく1児の母となり、以降はタレント活動と並行して写真集を中心としたプロデュース業にも精力的だ。

「ここ最近で印象深かったのは、尾野真千子さんですね。19年9月7日号の『週刊現代』で撮り下ろしをお願いしたら、快くOKしていただきました。しかも野外中心の撮影現場で、本来は肌着に上着を羽織っていたのに、黒い肌着だけの姿に。他にも、上半身に短めの毛皮だけを羽織ったショットとか、大胆に頑張っていただきました。さすが女優さんだと感じました」

 さらに現在、力を入れているのが、韓国出身のイ・リン(30)という新人グラドルだ。

「彼女は164センチ、B86・W58・H88のプロポーションも魅力ですが、テコンドー4段、合気道4段、剣道初段など武術全般で17段という抜群の運動神経。20年2月28日には日本での初DVDも発売になりますので、グラビアもお願いしますね!」

 みごとにプロデューサーの顔であった。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク