芸能

「グラデミー賞」受賞の磯山さやかと「閉店商法」の熊田曜子はどこで差がついたのか検証してみた

 浮き沈みの激しい芸能界で、かつてともにグラビア界のトップを走り、また90年代のバラエティー戦線を支えたのが、磯山さやかと熊田曜子である。だがこの両者の今の立ち位置、そして人々からのイメージはまるで違う。まずは磯山から見ていこう。

「2月6日、磯山がある栄誉にあずかりました。それが『グラミー』ならぬ『グラデミー賞』。これは週刊誌『FRIDAY』がグラビア業界のさらなる発展のために創設した賞で、200人以上のグラビアアイドルから大賞や新人賞などが選ばれました。磯山はここで『レジェンド賞』を手にしたのです」(芸能ライター)

 グラビアを始めて今年で25年目を迎える磯山。その長年の貢献が認められたということだろう。現在41歳の彼女は2年前の39歳の時に、6年ぶりに水着写真集「and more」を発売。これが1年後の2024年10月、4刷目の重版がかけられ、異例のロングセールスとなっていた。

「41歳になったからといって無理にシェイプせず、実年齢に見合った体型に変化している姿をそのまま見せているのが魅力のひとつ。最近は往年の男性ファンに加えて、同性からも好かれているようです」(グラビア関係者)

 昨年10月には月9ドラマ「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)で、大倉孝二と夫婦で食事処を営む役で登場。和服姿で切り盛りする女将を演じて、女優としての可能性も感じさせた。

 一方の熊田はというと、

「磯山とほぼ同期ですが、イメージは決していいとは言えません。2012年、一般人男性と結婚して3人の子宝に恵まれたものの、2021年にフジテレビプロデューサーとの不倫疑惑でドロ沼の離婚裁判に。その過程で、彼女が自ら不倫をほのめかす友人との電話録音データや、不倫相手と使用していたとみられるアダルトグッズなどが出てきて、物議を醸します。最終的には2023年、全ての訴えが取り下げられて円満離婚に至りましたが、失ったものは多かった。熊田もまた他の女性芸能人同様、ママタレであったり、3人の子供を育てるシングルマザーという形でテレビ出演することはできるのですが、やはりそれまでの経緯があるだけに、難しいのでしょう」(テレビ関係者)

 こうなるとやはり、世の男性を魅了してきたボディに目がいくが、

「これまで写真集40冊、DVD76枚と量産しています。ところが2017年に5年ぶりにリリースした写真集『The GREATEST!!』の売り上げが振るわなかった。ただ、これも無理からぬ話で、熊田は発売するたびに『ラスト写真集』『最高傑作』『限界露出』と銘打ってきた過去があり、その『閉店商法』にユーザーが気付いているのでしょう」(前出・グラビア関係者)

 これからどう巻き返すのか、楽しみである。

(魚住新司)

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