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記事全文を読む→久米宏「講演では語られなかったタブーな黒歴史」
あの久米宏(68)が人生初の講演を行った。「ラジオとテレビと格闘した46年。ほぼ50年です。」と題し、秘話を語ったのだが、やはり、あの話だけは封印されたままのようで‥‥。
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優れたテレビ、ラジオ番組などに「ギャラクシー賞」を与えるNPO法人・放送批評懇談会。今年、創立50周年を迎え、「50周年記念賞」が贈られた。久米は、喜びをこう表現した。
「よく大きな賞をいただいた方が身に余る光栄とおっしゃるのを不思議に思っていたが、本当に身に余る光栄があるんだと、初めて知りました」
久米は67年にTBSに入社。軽妙な語り口で人気を集め、「ぴったしカン・カン」で全国的な知名度を得て、79年に退社し、フリーに転身した。
講演では「ザ・ベストテン」(TBS)や「ニュースステーション」(テレビ朝日)など、自身が関わった名番組の裏話を披露したのだが、輝かしいキャスター人生の裏では、決して語ることのできない「女とカネ」にまつわる“黒歴史”も存在するのだ。ベテランの芸能デスクが声を潜めて言う。
「久米は妻の麗子さんとは学生時代に知り合い結婚したのですが、退社翌年に女性誌で別居が報じられました。実は久米さんには6年越しの不倫相手がいて、相手の女性は彼が司会をしていたラジオ番組の移動中継車に乗る、キャスタードライバーでした。背がスラリと高く、目の大きな派手な顔だちの美人です。81年、女性は久米さんの赤坂の事務所を訪れ、奥さんとの離婚を迫ったのです」(前出・芸能記者)
こじれた話し合いの途中、女性がトイレで手首を切ってしまった。驚いた久米はすぐに救急車を呼んだのだが、これでコトが明るみに出てしまったのだ。女性は睡眠薬を飲み、左手首を2センチほど切った。傷が浅かったこともあり、3日ほどで退院となったのだが、当時の模様を芸能レポーター・石川敏男氏が振り返る。
「女性とのことは、以前から噂になっていた話でした。久米さんのところは奥さんが強くて、あの記事が出てしまったことで、彼の人生が大きく変わってしまったのです。久米さんは気が弱い人で、彼にとっては相当こたえた話だったと記憶しています。取材陣ともずっと揉めていました。それ以降、インタビューなどにはほとんど応じなくなりました」
この騒動で、久米はしばらく番組の出演を自粛する。フリーとしての船出は順風満帆から一転、押し寄せる報道陣におびえ自宅の中で震える日々を過ごすことになった。追い打ちをかけるように、もう一つのトラブルが久米を襲ったというのだ。芸能記者が語る。
「当時、久米さんは川崎市に住んでいて、フリー転身をきっかけに地元の銀行に融資を申し込み、自由が丘に転居しようとしていました。銀行は一度融資を許可したのですが、騒動で仕事がなくなったと見るや融資を翻したのです。すでに購入予定も決まっていたので、相当揉めたようですよ」
その後、「ニュースステーション」で硬派なキャスターとして定着。タブーとなった黒歴史は人々から忘れ去られていった。現在、レギュラーはラジオ番組のみだが、今回の受賞の感想を前出・石川氏が語る。
「引退したわけではないですが、最近あまり目立つこともありませんでした。第一線で活躍し続けている人が選ばれなかったことには、少し違和感がありましたね」
過去を振り返りながら講演した脳裏には、苦い思い出も横切ったに違いない。
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