スポーツ

中日・吉見に復活の兆しで「あの変則投球フォーム」にブームの予感!?

 与田剛監督率いる中日のベテラン投手・吉見一起が復活したことで、あの投球フォームがブームになりそうだ。

 2月22日、吉見はオープン戦初戦で2回無失点と結果を出した。近年は右ひじの故障で成績も低迷していたが、実戦初登板に備え、休日返上でピッチング練習も行っていた。与田監督も「(ストライク)ゾーンで勝負する意図が見えた」と“合格点”をつけていたが、吉見も「あの投法」に投球フォームに変えていた。

 あの投球フォームとは、巨人・菅野智之と同じスタイル。一足先に公開した、腕を先に動かしてから足を挙げる変則フォームだ。

「ボールを(対戦打者から)見えにくくするため」

 吉見は菅野ほどハッキリした変則ではない。ほんの少し、小さく腕を先に動かすだけだ。菅野はスポーツトレーナーのアドバイスにより、上半身から始動するスタイルを模索した。理由は異なるが、同じ変則投球フォームにたどり着いたところが興味深い。

「吉見はプレートを踏む位置も一塁側に変えました。左バッターの体の近くからストライクゾーンに曲がるシュートも習得中です」(スポーツ紙記者)

 かつて、野茂英雄投手の変則フォームが「トルネード」と呼ばれたように、菅野、吉見の新フォームにも異名がつけばおもしろいのだが…。

 年齢とともに、筋肉量や瞬発力も異なってくる。これまでのスタイルを変える時、故障を起こさないかというリスクもともなうが、挑戦する勇気もベテランには必要のようだ。

(スポーツライター・飯山満)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身