芸能

出川哲朗、「充電させてもらえませんか」の存続が危ぶまれる“ある行為”とは

 テレビ東京の子孫茂社長が2月27日の定例会見で、同局の人気番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」におけるタレントの出川哲朗による「握手」について言及している。

 子孫社長は、新型肺炎の感染が猛威を振るう中での番組制作について「現場にはとにかく演者さん、お客様の健康を守るように指示しました。特に握手などを避けるように、ということです」と話し、感染拡大を助長しないよう慎重な対応を心がけていると説明。

 また、同局で人気を博す旅番組「充電させてもらえませんか?」において、出川が現地のファンやお世話になった人物と握手をするお決まりのシーンがある点に関しては、高野学・総合編成局長が「騒動の深刻化以降、まだロケは行われていませんが、そこは出川さんが大変、大切にしているところなので、そこは出川さんと話していけたらなと思っています」と言及し、一期一会の感動が売りの番組の構成上、すぐに“握手禁止“を宣言することはなかった。

「タレントがマスクを着けながら各所を旅することも不可能ではないのでしょうが、やはり現状を考慮すれば、『充電させてもらえませんか?』に限らず、旅やロケ番組は一時的に休止せざるを得ないのかもしれません。ライブやコンサートのように、密閉空間に大量の人を集めるといった類のものではないですが、一般の家庭の中にまで入っていく密な“触れ合い“をモットーにする同番組を継続させることは、クレームの対象にもなり得ます。出川の握手の慣習についての是非を議論するという悠長な段階ではなく、ネットでは『しばらくは過去の再放送に踏み切った方がいい』『悲しいことだがおたがいのために自粛するしかないと思う』『コロナウイルスが終結してからで良い。ファンなら待てる!』と番組を一時的に休止するべきとの声も出ています。現在の状況がどれだけ続くのかは不透明ですが、これまでのお蔵入りシーンや総集編などを放送してつないでいくことも選択肢の一つとして考慮する必要があるのかもしれません」(テレビ誌ライター)

 人懐っこい出川と、優しく迎え入れてくれる現地の人々の触れ合う姿が視聴者にとって大きな癒やしにもなっていた同番組。しかし、よけいな炎上の可能性を避けるためにも、撮影休止までする必要があるかどうかも含め、今後の放送に向けてはより慎重な配慮が求められるといえるだろう。

(木村慎吾)

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