芸能

TKO木下“後輩からの罵倒”カット無し放送が物語る完全復帰への絶望感

 これほどまでに人望がなかったのか。後輩芸人へのパワハラなど報じられ所属事務所の松竹芸能を退所したTKOの木下隆行を巡り、元後輩から投げつけられたキツい言葉に注目が集まっている。

 4月7日放送の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)には、個人事務所の社長でもある「さらば青春の光」の森田哲矢が出演。ここで有吉弘行から「木下さん、入れてやってよ」と振られるも、「なんでですか!あんなもん使い物になるか!」と一刀両断したのである。

「さらば青春の光は『キングオブコント2012』で準優勝するなど若手のホープでしたが、自分たちの実力を過信するあまり所属していた松竹芸能との折り合いが悪くなり、13年に独立。森田は当時の状況を『俺らは退所って言ったけど、向こうは「クビや」って』と振り返っていました。さらに相方の東ブクロが先輩芸人の妻と不貞を働き、業界からしばらく干されることになったのです。それでもネタ作りに真剣に取り組む姿などが評価され、『キングオブコント2013』では再び決勝に進出。現在は様々な事務所の芸人と親交を結ぶなど独自のポジションを築いています。このように苦しい時期を経験しているからこそ、木下の体たらくには我慢ならなかったのでしょう」(芸能ライター)

 しかし、森田は松竹芸能で木下の14年後輩にあたり、通常なら大先輩の木下をボロクソに言うことなどあり得ないはず。だからこそロンハーでの森田の発言には、木下の現状が如実に表れているというのである。

「芸能界での上下関係は絶対的であり、いくら番組内での発言でも本来なら『あんなもん』呼ばわりなど許されない。それが放送されたということは、もはや木下が上下関係の枠外に追い出されたことを意味していそうです。4月5日には吉本興業が制作協力している『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演しており、芸能界からの完全追放こそ免れたようですが、もはや先輩風を吹かすことなどどこからも許されないでしょうね。なにより世間からの印象はいまだに最悪のままですから、お笑い番組への復帰は当面ありえないでしょう」(前出・芸能ライター)

 松竹芸能をクビ同然に辞めた「さらば青春の光」だが、現在は単独ライブに同社所属の紺野ぶるまを呼ぶなど、関係は修復されている。果たして木下に同様の関係修復が可能になる日は来るのだろうか。

(金田麻有)

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