芸能

天才テリー伊藤対談「奥山かずさ」(2)仙台での苦い経験が意識を変えた!?

テリー で、高校を卒業したあとは?

奥山 ちょっと都会に出たかったので、仙台の大学に行きました。

テリー フフフ、東京までは行けなかったか。

奥山 はい、通ったのは宮城教育大学で、教員免許を取りました。

テリー ということは、本当は先生になるつもりだったんだ。

奥山 親と同じ公務員を目指していたんです。

テリー ちゃんとしているなー、仙台では一人暮らし?

奥山 はい、でも「(一人暮らしは)自分には向いていないな」と思って。

テリー ああ、パンツも洗わなかったか。

奥山 さすがに、そこはちゃんとやりましたけど、自炊をするのが面倒になってしまって。

テリー じゃあ、御飯はどうしていたの。

奥山 コンビニで何か買ったり、あと大学の学食のカレーがすごく安かったので、お昼に食べて、帰る前に夕飯代わりにまた食べて帰っていたりしました。

テリー ごめん、前言撤回するよ。全然ちゃんとしてないわ。

奥山 フフフ、本当ですよね。たまたま仙台に転勤になった兄が一緒に暮らしてくれるようになったので、そこからは少し改善されましたけど。

テリー その頃、もう芸能生活はしていたの。

奥山 仙台にあるモデル事務所に所属して、フリーペーパーのモデルなんかをしていました。

テリー 仙台だったら、宮城テレビや東北楽天イーグルスもあるじゃない。

奥山 ええ、事務所の先輩たちが楽天の番組に出演していたので、「私も!」と思ったんですけど、関連のオーディションにことごとく落ちてしまいました。当時は今より体重が8キロぐらい多かったんですよ。

テリー 女性モデルの世界は厳しいなあ。男性からしてみれば、少しぽっちゃりしているくらいがちょうどいいんだけどね。でも、中学・高校のミスコンで破竹の2連勝をした美少女が、そういう場でなかなか活躍の機会を得られないって、どんな気持ちだったの?

奥山 素直に悔しかったですし、その時点で「自分はかわいいかも」という幻想が一気に打ち砕かれたんですね。そこから「もっと努力しなきゃいけない」と思ってダイエットもしましたし、プロの方にメイクしていただく時に「あ、こんなふうにすると、ここまで変わるんだ」みたいなことを意識的に覚えるようにしました。

テリー なるほど、さっきの「鏡をちゃんと見ていなかった」というのは、素材に甘えてそれを生かす努力をしていなかったということなんだね。ここで意識が大きく変わったわけだ。

奥山 そうですね。それで22歳の時に、事務所の方に「東京に行きたいんだったら、これはどう?」と勧められて、オスカープロモーションの「第1回ミス・美しい20代コンテスト」を受けました。

テリー 気合いを入れて臨んだと思うけど、会場に行ってみてどうだった?

奥山 ただただビックリしました。何千人もの応募者がいて、しかもみんな、めちゃくちゃにかわいいんですよ。その段階でものすごくショックで、「私、絶対受からない!」って思ったんですよ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」