芸能

寺田心、黒柳徹子からの提案を却下した“シビアな素顔”

 8月22日、23日に放送された「24時間テレビ43」(日本テレビ系)内での「黒柳徹子と寺田心の動物ふれあいプロジェクト」で現在小学6年生の寺田心が語った保護犬に対する真摯な意見に感動と同意の声が数多くあがっている。

 寺田は昨年11月4日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した際、犬や猫など動物の殺処分や、地球温暖化によるホッキョクグマの個体数減少などの現実を本で知り、どうすれば動物と人間が共生できるだろうかと黒柳に相談。黒柳が「滝川クリステルさんが動物愛護(の活動)をやっている。インターネットで調べてみたら?」と寺田にアドバイスするひと幕があり話題に。

 そんな2人が今回は繁殖犬として人間に利用された過去を持つトイプードルのミルに出会い、子犬を出産させるためだけに劣悪な環境で飼育され、歯肉炎を発症して毛玉だらけの状態で保護された過去や、繁殖場から保護されるイヌの中には餓死寸前にまで陥っている子犬もいると聞いて絶句。保護活動により全国的に殺処分の件数は年々減少してきてはいるが、2018年の時点でいまだに年間7687匹のイヌが殺処分され、繁殖犬を利用するブリーダーの飼育崩壊が起きている現実を目の当たりにした。

 寺田は将来の夢として、動物の保護施設を設立することを挙げ、殺処分ゼロを達成するために「小学校でイヌの殺処分について勉強すること」を提案。その理由として、子どもの頃に命の大切さを知ることで、大人になってから、また新たな子どもたちに命の大切さを伝えるができるようになるのではないか、と持論を展開したのだ。

「寺田は大人顔負けの論理展開ができる話術を持っていることで知られていますが、今回は“生ける芸能史”であり芸能界の大先輩である黒柳に“シビアな素顔”を見せたことで、一部の視聴者から驚かれているようです。寺田は将来の夢である動物保護施設の名前を黒柳に付けてほしいとねだり、『ここにいるあなたも私もともだちみたいなものだから』という理由から『ともだちハウス』という名称をつけてもらいました。ところが黒柳の命名理由を聞いた後に『将来、僕が作りたい動物保護施設の名前は“しっぽのおうち”にします』と言い、黒柳から『あら、“ともだちハウス”じゃなくて?』と質問されても無言でスルー。ネット上では『徹子さんに自分が頼んで名前をつけてもらったのに無言で却下するのはひどい』『寺田心の心ない対応にあ然』『心くんは“ともだちハウス”の何がイヤだったのか徹子さんに説明するべき』といった声があがっているようです」(女性誌記者)

 現在は滝川だけでなく、杉本彩や浅田美代子も殺処分ゼロを目指し、全国の小学校で命の大切さについて講演しているが、心くんが講演する日もそう遠くはないかもしれない。

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