芸能

渡哲也や松田優作が大暴れした「昭和の刑事ドラマ」の激アツ場面!

「大都会」「西部警察」の主役だった渡哲也に続き、「太陽にほえろ!」の4代目新人刑事・ボンを演じた宮内淳も8月14日に亡くなっていたことがわかった。いずれも“昭和の刑事ドラマ”で鮮烈な印象を残し、今なお多くのファンを魅了している。

 渡を慕って「石原プロモーション」に入社し、「大都会」が初のレギュラードラマになった苅谷俊介が回想する。

「それまでの刑事ドラマは二枚目ばかり出ていたけど、悪役みたいな顔の刑事がレギュラーになったのは初めてじゃないかな。続く『大都会PARTIII』から派手なカーチェイスや爆破シーンが本格化して、僕らも自分の出番がない時は、道路に人が入ってこないようにガードしてたよ。今じゃあんなシーンは道路使用許可が絶対に下りない」

 苅谷は撮影中に夫人が病気で入院することになった。そのことを知った渡が「見舞いだ」と言って無骨に現金封筒を差し出した日のことを生涯忘れないという。続いて、急逝したボンこと宮内淳に続き、5代目の新人・ロッキーとして「太陽にほえろ!」に登場したのが木之元亮だ。

「オープニングで新人刑事が走るシーンはおなじみですが、もう足腰立たないくらい全力で走らされて、汗みどろになったところで『はい、じゃあ本番!』なんですよ。早く言ってよ~と思いましたよ」

 さらに萩原健一や松田優作から始まった「殉職シーン」も番組の名物。5代目のロッキーは壮大な提案をした。

「刺される撃たれるは先輩たちがやってきたので、思い切って『ロッキー山脈で死なせてほしい』と言ったんですよ。幸い、番組の10周年というタイミングもあったんで、七曲署の面々も一緒にカナダロケを敢行してもらえました」

 9月8日発売の「週刊アサヒ芸能」9月17日号では、ほかにも「Gメン’75」の倉田保昭や「特捜最前線」の誠直也など、昭和の黄金時代を知る“刑事たち”の貴重なインタビューが満載である。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身