芸能

松村邦洋×河合敦「大河ドラマ」を語り尽くそう(3)河合敦の大河ベスト3

河合 私のベストワンは竹中直人さんが秀吉を演じた『秀吉』です。民から一気に天下人まで駆け上っていく、日本史上最大の出世物語。

松村 竹中さんの「心・配・御・無・用!」が流行りましたね。僕はそのあと東京マラソンで「心・肺・停・止」になっちゃいましたけど(笑)。秀吉のように叩き上げで出世していくっていいですよ。プロ野球でも育成枠から上がってくると、うれしいですもんね。

河合 続けて、私の3位は『新選組!』です。香取慎吾さんが近藤勇を演じ、三谷幸喜さんが初めて大河ドラマを書いたわけですが、当時まだ有名でなかった堺雅人さんが隊士を演じた‥‥。

松村 山南敬助ですね。

河合 いつもニコニコして丁寧な口調で話すところなんて、堺雅人さんにピッタリの役で。

松村邦洋(まつむら・くにひろ)1967年、山口県生まれ。太田プロダクション所属。ビートたけしや掛布雅之など、従来にないものまねで一躍人気を博す。大河ドラマの役者のものまねを織り込んだ歴史知識を披露するなど、バラエティー、ドラマ、ラジオで活躍中。著書に『武将のボヤキ 松村邦洋のお笑い裏日本史』(武田ランダムハウスジャパン)など。YouTube「松村邦洋のタメにならないチャンネル」好評配信中。

河合敦(かわい・あつし)1965年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。多摩大学客員教授。早稲田大学非常勤講師。歴史作家・歴史研究家として数多くの著作を刊行。テレビ出演も多数。主な著書:『早わかり日本史』(日本実業出版社)、『大久保利通』(小社)、『日本史は逆から学べ〈江戸・戦国編〉』(光文社知恵の森文庫)、『繰り返す日本史 二千年を貫く五つの法則』(青春新書)など。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身