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原監督は手放せない!?逆鱗の「防波堤」宮本投手コーチの“人情手腕”

 今シーズン、好調巨人の理由は原辰野監督の“勝ち”にこだわる姿勢だということは誰もが認めるところだろう。元木大介一軍ヘッドコーチの明るさ、親しみ感も含めたチームをまとめる手腕も大きいかもしれない。しかし、現一軍投手チーフコーチの宮本和知氏も侮ってはいけないと、「巨人の強さは俺は宮本さんに絶対あると思ってる!」豪語するのは、巨人時代には宮本コーチとバッテリーを組んだ仲でもある大久保博元氏である。

 大久保氏のYouTubeチャンネル「デーブ大久保チャンネル」、10月27日投稿〈【巨人軍】宮本和知コーチの存在〉を観てみると、大久保氏の「監督になられた第1次政権はものすごく優しかった」「第2次政権の時は厳しさがすごく出てきた」「第3次政権も、第2次政権同様ほぼ厳しくて、時より優しい」と原監督の見立てから番組は始まった。

 その上で、厳しい監督との潤滑油になれる人がいないとチームはストレスがかかり潰れていくことになるが、原監督の投手への「何であんな球投げた!」との叱責も我がことと受け止め、「すみません!」と率先して謝る姿を見せる宮本氏の重要性を説いた。

 現役時代には、試合中でもバッテリーを組んだ大久保氏にジョークを言える底抜けの剽軽さを持っており、一緒に行った食事の場でも全員に何が食べたいかを訊ねて回るといった後輩への気遣いも忘れない人だったそうだ。

 今年の8月19日の対阪神戦、メルセデス投手の途中降板に宮本コーチが涙を流して話題となったが、大久保氏は「後輩の意見でも真剣に聞いてくれて、選手の気持ちになれて、原監督という厳しい人の間に入って防波堤になってる」と宮本コーチを絶賛。さらに「巨人の強さが100だとしたら、4割は宮本さんだと思う」とまで言ってのけたのだった。そんな宮本氏が日本シリーズに向け、後半バテ気味になった投手陣をどう立て直すのか注目だ。(ユーチューブライター・所ひで)

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