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記事全文を読む→「あまちゃんロス」にはさせねえ!(3)松田聖子のクレームで「不」完全DVD化!その2
「放送禁止映像大全」(文春文庫)の著者である天野ミチヒロ氏はこう話す。
「ドラマで本放送とDVDで異なった例は過去にもいくつかあります。しかし、出演者ではない人物からクレームを受けてカットされたケースとなると、あの細木数子のクレーム以来となりますね。06年にフジテレビで放送された『トップキャスター』第3話で、人気占い師のインチキが暴かれるというストーリーなのですが、その占い師が『地獄に落ちるわよ』と話し、明らかに細木をモデルにしていたため、細木サイドから圧力がかかり、1話まるごとDVDには収められなかったのです」
それを思えば、セリフの一部がカットされただけで済んだ聖子のクレームはかわいいものかもしれない。
それでも、「あまちゃん」のDVDボックスが「完全版」とうたうのには疑問が残る。他にもカットされたシーンがあるのだ。
例えば、第47話の北鉄の倉庫でアキと種市先輩との初めてのラブシーン。
「その火を飛び越えて来いって意味ですよね、先輩」
アキは言うと、たき火から遠ざかり、ジャンプしようとする。放送では、スナック梨明日で駅長の大吉がヴァン・ヘイレンの「Jump」をカラオケで熱唱するシーンがカットインされていた。アキの勘違いと相まって、実にコミカルなシーンだった。
ところが、DVDでは熱唱部分がカット。いきなり現れた副駅長の吉田がアキを押しのけて、火を飛び越えるというオチがちっとも笑えないことに‥‥。
これらのカットの理由を聞こうと、NHKエンタープライズに取材を申し込んだが、
「確かに、(ぶりっ子の)セリフは入っておりませんが、DVDには『このビデオプログラムには放送時と異なる箇所があります』と明記してあります。聖子さんのクレームの件はわかりかねますが、楽曲に関しては許諾が下りなかったということになります」
こちらも不完全な回答しか得られなかった。
「本放送は貴重だということです。私は危険だなと感じたものは録画するようにしています」(前出・天野氏)
完全版は自分で作るしかないのだ。
アサ芸チョイス
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