芸能

ねづっち、柔道家・古賀稔彦さんを「一本背負いを…」謎かけで追悼

 3月24日、「平成の三四郎」の異名も取った柔道家の古賀稔彦さんががんを患い、療養中の自宅で亡くなった。53歳という若さだった。

 1992年のバルセロナオリンピックでは選手団主将を務めた古賀さんだが、オリンピック直前の吉田秀彦氏との乱取り中に左ひざを負傷。痛み止めを打ちながら、困難を乗り越えての金メダル獲得は、日本中を熱くしたものだ。

 謎かけの名手のお笑い芸人・ねづっちが、みずからのYouTubeチャンネル〈ねづっちチャンネル〉で、古賀さん追悼の謎かけを投稿した。タイトルはまさに〈古賀稔彦さん〉とした3月26日の回を観てみると、バルセロナの金メダル獲得で胸を熱くしたと語るねづっちは、その2年前、90年に開催された「全日本柔道選手権大会」についても振り返った。当時、古賀さんは75g前後という軽量級にもかかわらず重量級の選手に挑み、次々撃破。しかし、決勝で当時、重量級の世界チャンピオンだった小川直也氏の足車に仕留められ惜しくも準優勝。

「柔道の試合で自分の体が宙に飛んだのはあれが生まれて初めて」と古賀氏は回顧したと言うが、「武道館で大の字になってね、『ああ、武道館の天井ってこんな感じなんだ』って…確か当時そんなことを言っていた記憶があります」と、ねづっち。そして、古賀氏の代名詞ともいえる破壊力満点の「一本背負い」を挙げ、決まった瞬間、絶望的な気分になったであろう相手の気持ちを察し、「2つの意味で、ものすごい、投げ来ます(嘆きます)ってね」と結んだのだった。

 鮮やかな一本背負いは今も我々の記憶に焼き付いている。古賀さんのご冥福をお祈り申し上げます。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
5
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」