芸能

「路線バス旅番組」で見えるタカトシの手抜き

 芸能人が町を歩き、その土地のグルメや人情に触れる「散歩番組」が増えている。その理由を民法ディレクターが解説する。

「これまでは『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ)や、テレビ東京の地方旅モノの独壇場でしたが、最近は各局のキラーコンテンツとなりつつあります。ただ町を歩くだけなので、なんと言っても低予算で済むところが魅力的ですよね」

 中でも人気を博しているのが、太川陽介と蛭子能収、そして女性ゲストが路線バスのみで旅をする『ローカル路線バス乗り継ぎ旅』(テレビ東京)だ。

「人気の理由は、ガチで制限日数内で路線バスを乗り継ぎ目的地へ行くことと、ワガママな蛭子さんとそれをうまく操縦する太川さんのコンビ。正直、放送開始当初は『旬の出演者じゃなく、しかもバスって…』と思いましたが、蓋を開けてみたら好視聴率で、放送15回の人気シリーズになりました」(前出・民放ディレクター)

 その人気に目をつけたのか、各局でバス旅モノが倍増。『ヒルナンデス』(日本テレビ)内コーナーの、JOYがすごろくの出た目のバス停で降り地元民と触れ合う『路線バスすごろく旅』や、『おじゃマップ』(フジテレビ)の、香取慎吾とザキヤマがバス停から100m内で100円の買い物をする『100円バスマップ』シリーズがその筆頭だろう。

「両方とも企画性がありますが、ヒドイのが『タカトシ&温水が行く小さな旅』(フジテレビ)。ただバスに乗り、適当なところで降り、観光案内所で行き先を決め、とりあえずバスで目的地まで行く番組です。バスが主役のハズなのに、普段お忙しく睡眠時間が取れないタカトシと温水は、バス内でご就寝。11月23日放送回では、小沢仁志がゲストで出演しましたが、バス内で起きているのは彼のみでした。『あえてグダグダしている』感を出しているようですが、手抜きにしか見えません」(前出・民放ディレクター)

 フジテレビでタカトシといえば、ヤラセで打ち切りになった『ほこたて』が思い浮かぶが……視聴者ナメたらアカン!

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え