社会

若い世代に増えている心筋梗塞の予防法は「歩くこと」

 厚生労働省発表の「人口動態統計の概況」(2010年)によると、年間4万数千人が亡くなる心筋梗塞。「心臓麻痺」「心臓発作」とも呼ばれているが、寒さの厳しい1月に1年で最も死者数が多い。

 かっては50代以上の病気といわれていたが、近年は若い世代に増えている。 サッカー元日本代表でJリーグ・松本山雅FCのDF松田直樹選手は34歳で死亡。また女優の天海祐希は45歳で入院し話題になったが、発病すれば死亡率20%だ。しかし、「歩くこと」で予防できるという。

 佐藤玄徳内科・佐藤玄徳院長が言う。

「心筋梗塞は、心臓に栄養を送っている冠動脈が詰まったりして血液の流れが減少し、心臓の筋肉が壊死してしまう状態を言う。原因はさまざまですが、脂質の影響を大きく受ける。若い人に増えているのは、運動不足、食生活等の生活習慣が劣化していることにもよる。予防にはウオーキングなどの有酸素運動がよい。有酸素運動を続けると中性脂肪が減って善玉コレステロールが増え、心肺機能が高まるので効果は大きいんです」

 しかし、ノルマでやるウオーキングは続かない。趣味を兼ねた自分のペースで無理なく、楽しく続けることだ。目標は1日1万歩。

カテゴリー: 社会   タグ: , , , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
4
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
5
また出た!広島カープに「ベテラン選手の不倫デート発覚」下半身コンプライアンス崩壊