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佐々木主浩、98年日本シリーズ初戦に38.3度の高熱で登板「まさかの理由」

 主に横浜で活躍し、日本プロ野球最強クローザーの呼び声も高い、元プロ野球選手の佐々木主浩氏と言えば、1989年ドラフト1位で横浜入団。シーズン2年目の91年に17セーブを挙げると、以降、MLBのシアトル・マリナーズを挟み、横浜復帰まで実に14年連続で2ケタセーブを記録した。

 中でも、98年は自身キャリアハイとなる45セーブを挙げ(2001年、マリナーズでも45セーブを記録)、横浜の38年ぶりのリーグ優勝を牽引。さらには、東尾修監督率いる西武ライオンズと日本シリーズを争い、横浜はみごと4勝2敗で日本一となったのだ。

 この日本シリーズにおいて、佐々木氏は、第1戦、第5戦、第6戦にクローザーとしてマウンドに上がり、勝利に導いているのだが、実は、第1戦時に、驚きの理由から高熱を出したままで登板していたことがわかった。中日ドラゴンズ一筋29年の元プロ野球選手・山本昌氏がMCを務める総合スポーツのYouTubeチャンネル〈スポーツライブプラス〉の、佐々木氏が出演した11月27日付け投稿回でのことである。

 明かされた高熱の理由は、なんと、リーグ制覇時に行われた「ビールかけ」だったようだ。本来、ビールかけ用のビールは冷やさずにおくことが肝要で、ぬるければ泡も立ちやすいそうだ。しかしながら、38年ぶりとなる久しぶりの優勝ということもあってか、横浜が用意したビールはキンキンに冷たく、それで身体を冷やした。そして風邪を引き、「だから、日本シリーズ1戦目のとき、まだ8度3分(38.3度)ありましたからね」と振り返る佐々木氏であった。

 それでも無難に投げ切り、日本一を手繰り寄せた佐々木氏は、さすが「ハマの大魔神」といったところか。まさに驚愕のエピソードである。

(ユーチューブライター・所ひで)

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