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民放キー局3位の座を狙うテレビ東京、開局50年目の快挙となるか!?

 テレビ東京が開局50周年の今年、大勝負に出る。

「テレ東は1964年4月12日、東京タワーのある芝公園に開局。“開局の地”である東京タワー大展望台から今年の4月12日の直前2週間限定の生放送を行います。開局史上初の試みで、月~金曜の午後11時58分(~翌日0時55分まで)にオンエアします。4月11日深夜の番組が終了すると、そのあとは盛大に“50歳の誕生日”を、局をあげてお祝いする予定です。現場は気合入りまくりです。一度しかないイベント、その場限りの生放送だけに失敗できない。もっか準備に余念がありません」(テレビ雑誌記者)

 抜擢されたのはジャニーズ事務所のアイドル。「トーキョーライブ!~23:58の生放送~(仮)」と題し、MCに松岡昌宏(TOKIO)、堂本剛(KinKiKids)、相葉雅紀(嵐)、安田章大(関ジャニ∞)、小山慶一郎(NEWS)らを起用。日替わりで視聴者のお悩み解決を“国民投票”(データ放送投票)で決めるなどの双方向企画を織り込み、トークで盛りあげていく。

「ターゲットは20~30代女性。テーマは4月から新生活を開始する人々に癒やしを届ける、です。MCと電話で直に話ができたり、街のすごい人がしゃしゃり出て来たり、ライブ感を重視した企画を立てています」(芸能ライター)

 テレ東の主な視聴者層は熟年世代以上。旅やグルメ、海外ものにニュース、経済番組にドキュメンタリーと間口は幅広い。「開運!なんでも鑑定団」など人気長寿番組は他局に真似できないし、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」など破格の低コストで着実に視聴率を稼いでくれる番組も数多い。「ゴッドタン」のように深夜番組のため、大した視聴率ではないが、番組DVDがびっくりするくらい売れるなどお宝番組がずらり揃っているのだ。

「2013年の連結決算報告で増収増益、同年4~9月期の経常利益の伸び率は驚異の91・5%増。右肩上がりの急成長で、人気も視聴率も業績もアップしているため、挑戦するなら今でしょ、というわけです。社長の大号令の下、現場も活気にあふれています」(テレ東関係者)

 未開拓の20~30代女性を狙い撃ちするのは、フジのお得意さんを根こそぎ奪ってしまう作戦。ドラマのTBSに対抗すべく、1月クールは「三匹のおっさん」というヒットドラマを作り上げた。

「今年、落ち目のフジテレビが開局55周年を迎えて開局記念番組を数々繰り出しているが、数字がさっぱりついてこない。スポンサーにはそっぽを向かれ、2013年の連結決算も減収減益となっている。一方のTBSも1月クールの連ドラ視聴率が軒並みひとケタを記録するなど総崩れ状態。打ち切りラインの5%を割り込むのは時間の問題といわれている。フジやTBSをテレ東がちょこちょこ視聴率で抜いたり、同時間帯民放トップの視聴率を記録している。ここにきて着実に力をつけてきており、侮れない存在になっている」(芸能リポーター)

 ジャニーズアイドル起用に乗り出したのも、アイドル脱皮を図るジャニーズの年長者の受け皿探しを考えた事務所との接点が見つかった結果だという。当たれば、テレ東にジャニーズ出身のキャスターが出現しそうだ。ともあれ、テレ東の大躍進は今後も続きそうだ。

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