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ドンキホーテ谷村ひとし「CR牙狼外伝はルパンと全面対決できるか?」

 現在、「ルパン三世~消されたルパン~」が、毎日約1500台、平和の工場で増産され続けていますが、ホールの注文に追いついていません。「やっとルパンが打てる!」と、喜んでいるファン人口が増加中です。

 ルパンに対抗する新台が13年の11月18日以降の3カ月間、現れることがなかったので、すでに完売した牙狼外伝がルパンに全面対決できるか。通常時の演出面の完成度など不安もありましたが、99分の1で初当たりを見られるのであれば、多少の演出の古さもGAROキューブの役モノや3Dの魔界竜群予告など、鋼を打った方には懐かしいかもしれませんね。

 タイムストックボーナスを手に入れたら、上乗せ型の「桃幻RUSH」と継続型の「魔導RUSH刻〈きざみ〉」の2演出からチョイスできます。

 いろいろな演出で秒数を上乗せする桃幻RUSHは、上乗せ特化の「演舞ゾーン」や「名シーン上乗せ」「合体技の上乗せ」と表示される秒数にドキドキできます。300秒以上、上乗せの「邪美&烈花全回転フリーズ」や500秒以上上乗せの「黄金騎士フリーズ」など、プレミアム風な演出も見られます。

 魔導RUSH刻は、RUSH秒数が停止する「ザジ演出」や、残り秒数が少なくなると、いろいろな継続演出が発生してハラハラさせます。ちなみに役モノのエンブレム演出は「GAROキューブ演出」で150秒以上上乗せされます。

 昨年末の当連載で“牙狼がパワーアップして登場するので今からドキドキ”と書いたのは、この牙狼外伝のことでした。ただ、これはあくまでも試金石です。もし、牙狼外伝が成功すれば、他社からも続々と時間制パチンコが登場するかもしれませんね。

 全国のホールには、2月24日から順次導入されているので、おそるおそる牙狼外伝のコーナーを見物するのもいいでしょうし、初当たりの甘さに釣られて打ってみるのもいいでしょう。

 ですが、過去の牙狼シリーズ同様、RUSHに入るかどうかが鍵です。偏った台は20%の壁を感じさせないほど、すぐに突入するでしょうし、一日中、データランプに1の行列が残る台も珍しくないと思います。

 過去の台で言えば、「CRF・X──FILES」(SANKYO)のデータランプに似た履歴を目安に、RUSH突入癖や連チャン癖のある“長時間当たりっぱなしの爆発台”を選んでください。「転落抽選」という悪い印象のあるWスタート抽選ですが、上乗せ終了抽選にハラハラドキドキしてください。

 一撃平均約7100発で倍増も可能。「秒数30秒=約150発弱」というのが目安となり、1万5000発クラスの出玉も珍しくないスペックです。

 08年に初代牙狼が登場した時のように、新しい風は吹くと思います。王道MAXのルパンが予想外の大ヒットを記録しているように、やっぱりファンは、連チャンが大好きなのです。

 サンセイR&Dの大当たりしやすい回転数の目安は70の倍数です。参考になさってみてはどうですか。

◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレーク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6200万円突破。累計で20万人以上を擁する携帯サイトで毎日情報を配信中。詳しくは「谷村パチンコランド」で今すぐ検索!

*この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。

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