スポーツ

ヤクルトから全12球団に潜り込み!選手の家を建てる「球界の不動産王」の暗躍実態

 昨シーズン日本一になった東京ヤクルトスワローズは交流戦をリーグ首位で迎え、今季も好調。メディアに出ることも多い。その中でひときわ目に入るのが、帽子についている株式会社オープンハウス(OPEN HOUSE)のロゴだ。

 松田翔太、柄本明、田中みな実らをキャスティングしたあのCM、と言えばわかるだろう。「オペン・ホウセ」なる言葉を巧みに使い、視聴者の印象に残る映像を制作している。

 オープンハウスは2016年からスワローズのスポンサーとなっており、神宮球場のスコアボード上部にも広告を掲出。その広告費は年間数億円と推定されるが、プロ野球関係者は、

「スワローズの選手への不動産の紹介は、オープンハウスが優先的に営業している。成約物件もあるようです。それどころか、選手の人脈を使い、12球団の選手に不動産紹介ができるように動くつもりらしい」

「球界の不動産王」になるなら、スワローズへのスポンサー料など安いというわけだ。

 オープンハウスは「東京に、家を持とう」をキャッチフレーズに急成長している不動産会社。

「価格を抑え、できる限り廉価で一戸建てを作るノウハウを持っていますが、利幅が高い富裕層向けの住宅は不得意でした」

 不動産関係者はそう説明するが、社としてスワローズのスポンサー活動を通じ「次なる戦略を考えているのでは」とも言うのだ。

 スワローズにはオープンハウス担当の営業がおり、選手とのパイプ役を務めているという。村上宗隆、奥川恭伸、高橋奎二ら若手有望選手が多く、「プロ野球界の顔」になる可能性も高い。彼らがオープンハウスから家を購入したということになれば、オープンハウスの球界への影響力は一気に大きくなっていくだろう。

(健田ミナミ)

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