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記事全文を読む→増田惠子「今の私があるのは恩師の方々のおかげ」
●ゲスト:増田惠子(ますだ・けいこ) 1957年、静岡県生まれ。1976年、「スター誕生!」(日本テレビ系)の決戦大会で合格し、同年、ピンク・レディーとして「ペッパー警部」でデビュー。「渚のシンドバッド」「ウォンテッド」などのヒット曲を出し、1978年「UFO」で日本レコード大賞受賞。1981年、中島みゆき作詞・作曲の「すずめ」でソロ・デビューし、40万枚の大ヒット。7月27日、ソロデビュー40周年記念アルバム「そして、ここから…」発売。9月2日には「ビルボードライブ横浜」にてLIVEが開催される。
アイドルとして超多忙な70年代を駆け抜け、現在はソロ歌手として大人の魅力を発信し続けている増田惠子。ソロデビュー40周年記念アルバムを引っ提げて、当対談に再登場だ。ピンク・レディー時代の下着事情まで、旧知の仲の天才テリーに全てを打ち明けた。
テリー もうすぐソロデビュー40周年の記念アルバムが出るんだよね。
増田 ありがとうございます。新曲も5曲入ってるのが、すごくうれしいです。
テリー あと、結婚も20周年なんでしょう? 誰に聞いたか忘れたけど、「ケイちゃんと旦那さんがすごく仲いい」って言ってた。
増田 そうですか? 別に普通ですよ。
テリー ケンカは?
増田 してますよ。
テリー 何が理由で?
増田 うーん、何だろう。猫が2匹いるんですけど、猫のことは私のほうが詳しいんですね。主人は犬派だから。なのに知ったかぶって、いろんなことを言ってくるから‥‥とか。
テリー あ、そう(笑)。幸せそうだね。
増田 アハハハ。
テリー でも、改めてソロデビュー40年ってすごいね。だって、あのピンク・レディーのケイが64歳だよ。
増田 9月で65です。この年齢になると、自分のルーツみたいなものをすごく意識するようになりますね。人生を俯瞰で見た時に、20代で「あんな大変なことをやってのけたんだから、この先何があっても私は大丈夫だ」って。それが人生の礎になってるから。もちろん18歳で上京して、私が今もこうして活動できてるのは、阿久悠先生、都倉俊一先生、土居甫先生と、ピンク・レディーをつくってくださった方たちがいるからだなって感謝もしてますし。
テリー ケイちゃんの人生を変えた人たちだよね。
増田 「スター誕生!」でピンク・レディーをスカウトしてくださった相馬(一比古)さんが2005年に末期のガンで突然亡くなっちゃったんですよ。ちょうどピンク・レディーで復活コンサートをやっていた時だったから、このままコンサートを続けていいのかなって思うぐらいショックだったんですけど。で、何とか終えたら、その2年後に阿久先生と土居先生も相次いで亡くなっちゃって。
テリー ああ、そうだっけ。
増田 あの時は、なにかピンク・レディーというものが消えてしまったというか、自分の手足をもぎ取られたみたいな感じで、すごく喪失感が大きかったですね。
テリー 最期、皆さんとは何か話せたの?
増田 土居先生の時は、土居先生の最後のお弟子さんに電話したら、もうICUに入ってらして。誰にもお会いにならないってお話だったんですけど「ケイちゃんだったら」って言ってくださったんです。それで、私1人で行くより先生も喜ぶと思ってミー(未唯mie)を誘って行ったら土居先生、すごく喜んでくれて。「2人とも体だけは大事にしろよ」って何度も繰り返し言ってくれて、最後に先生と握手したら、ほんとに力強く握り返してくれたんですね。そしたら次の朝に逝っちゃったんです。
テリー そうか。
増田 そういう大事な恩師の方々がいたから、今の私があると思うし、受け取ったものをずっと大事に守っていかなきゃいけないと思いますよね。
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