太陽系のように、太陽の近くには水星や地球のような小柄な岩石惑星があり、遠くには木星や土星のような巨大なガス惑星が鎮座する。これまでは、これが宇宙の普遍的なルール、いわば「銀河の交通整理」だと信じられてきた。ところが今年4月、ESA(欧州宇宙...
記事全文を読む→ウチの猫がガンになりました(34)/最後のお別れから8カ月、ジュテそっくりな黒猫がやってきた
11月2日。朝、目が覚めるとジュテの棺を1階に運び、リビング横の和箪笥の上に寝かせた。箱の隙間には保冷剤を入れて。
スマホで撮った写真を駅前のDPEでプリントしてもらい、遺影にした。動物病院からお花をいただき、祭壇は賑やかになった。
以前、住んでいたマンションのCさんが、翌日の葬儀に娘のKちゃんと一緒に来てくれると連絡があった。ジュテ、よかったね。
仕事には出かけず、時々ジュテの顔を見ながら1日を過ごした。
翌日は車で出かけ、駅前でCさん、Kちゃんと合流。ペット霊堂に向かう。ゆっちゃんはCさん、Kちゃんと話をしているが、僕はまともに2人の顔を見ることができない。今にも気持ちが崩れてしまいそうな気がするのだ。
霊堂に到着し、4階のフロアで葬儀が始まるのを待つ。その日は2組ほど葬儀が入っていたようだ。Cさんがジュテの思い出を話してくれた。
「ジュテはウチでは『ウメ~』と泣くから、ウメちゃんと言ってたの」
ジュテは人によって鳴き声を使い分けていたのだろうか。
「本当に人になつく、いい猫(こ)だったね」
順番が来て4人が横に座り、葬儀が始まった。テープで流れるお経を聞き、焼香。この10年をジュテに感謝する。
それからは上階の斎場へ移動。焼き場は2つある。ジュテ用の窯の上には「峯田家 愛猫ジュテ号 享年十二歳七カ月」の貼り紙。スタッフが棺のジュテを抱え、愛用していた薄い座布団の上に寝かせた。4人が並んで合掌すると、「最後のお別れになりますが、好きな食べ物とか、あったら入れていただいてかまいません」とスタッフが言う。最後に棺に入れてあげようと持参した、好物の焼いたシャケやカツオをお皿に入れて並べた。
手を合わせる。これが最後だ。「さようなら、ジュテ。ありがとう」。
控室に戻ると、意外に長く待たされた。しばらくして、その理由がわかった。ジュテの骨がトレイに、頭から尻尾まで動物の標本のように、キレイに並べられていたのだ。スタッフはどこのどういう骨かも、詳しく説明する。急に現実に引き戻された気がしたが、死んだジュテを直視できたのはある意味、安寧でもあった。
骨はペット用の骨壺に入れてもらい、人間と同じような銀の飾りを被せ、自宅に持ち帰った。和箪笥の上の祭壇はCさんからいただいたお花、動物病院のお花、霊堂のSさんからいただいたお花で埋め尽くされた。
そして今も、ジュテは同じところに安置されている。あれから10カ月。2カ月前に、ガトーとクールボーイの弟猫を紹介してくれたMさんから連絡があり、都心で行われる保護猫の譲渡会に出かけて行った。次の猫を飼う心の準備はできていないが、なんとなくふわっと何かに出会いたかったのだと思う。
そこに、黒猫がいた。八割れではないので、ジュテのように手足がソックスでもお腹が白くもない。ケージの中からこちらに必死に近づこうとしている、真っ黒な猫。「ジュテの時と同じ、目と目が合った。「うちに来たいと言ってるみたい」とゆっちゃん。
夏目漱石の「吾輩は猫である」の猫は黒猫だったといわれる。名前を何にしようかと言ったら、ゆっちゃんは迷わず、「そうせき」。それで決まり!
飼い始めて2カ月。そうせきは人懐こさ、利発さがジュテそっくり、猫じゃらしで遊ぶと面白いように素早くクルクル回るのも同じ。ご飯を食べている後ろ姿はウリ二つだ。
これは奇跡かもしれない。
ジュテはいなくなったけど、我が家にそうせきがやって来たのだ。
(峯田淳/コラムニスト)
アサ芸チョイス
AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...
記事全文を読む→「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...
記事全文を読む→20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...
記事全文を読む→

