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記事全文を読む→日赤病院エリート医師の訪問ワイセツ診察を断罪
「医者に強姦されました」
今年3月、警視庁本所警察署に相談に訪れた30代女性A子さんは、唐突に言い放った。しかも相手は、日本有数の大病院のエリート医師だった。
捜査は慎重を極めた。その結果、女性の“告発”から2カ月後の5月3日、日本赤十字医療センター(東京都渋谷区)救急科医師の木村一隆容疑者(42)を準強姦の容疑で逮捕したのだ。
捜査関係者が解説する。
「木村容疑者は日赤で働きながら、曜日限定で別の診療所にも勤務していました。その診療所で、患者として訪れたA子さんと知り合ったんです。すると、木村容疑者は診察の際に、『往診の仕事もしている』と、ホームページのアドレスを教えたそうです」
木村容疑者が作成したホームページには、爽やかな笑顔の顔写真がプロフィールとともに掲載されていた。ご丁寧にもケイタイのアドレスを掲載、
〈「往診専門」急な往診を専門にしています。自由診療のみです。渋谷、港、目黒区を中心に往診費用込みで1万円~〉
と、個人で患者を受け付けていたのだ。
診療所での診察後、容体が安定していたA子さんだったが、3月になると、病状が悪化。当初は、医療機関に診察に行く予定だったが、歩くことも困難なほど体調を崩していたことから、A子さんは木村容疑者のホームページを思い出し、ワラにもすがる気持ちで往診を申し込んだという。ところが‥‥。
社会部記者が語る。
「女性から連絡を受けた木村容疑者は、夜9時頃に女性の自宅を訪問しました。女性は1人暮らしだったようで、他に誰も家にいませんでした。布団の中で病気で苦しむ女性を前にした木村容疑者は、女性の体調を心配するフリをしながら、『病気を治療するためには、薬を飲んだり、ストレスを解消させるために性行為が必要です』と、意味不明の説明を続けて“触診”を始めたのです」
普通の状態ならA子さんも正常な判断ができたはずだが、体調不良で意識が朦朧としていたため、言葉巧みな誘導に「性行為は治療の一環」だと信じ込まされてしまったというのだ。
さらに、女性の上着を脱がせると、木村容疑者はあらわになった胸に聴診器を当てた。胸をなでるような手つきは、しだいにいやらしいものに‥‥。やがて、病気で苦しむ女性を尻目に、ワイセツな行為をエスカレートさせていったのだ。
「無理やり女性の手を持つと、自分の股間に導いてイジらせた。あげく『これも医療行為だから』と怪しむ女性を納得させるようにささやいた」(前出・社会部記者)
我慢できなくなったのか、木村容疑者は、その場で裸になり、力任せに女性のはいていたものを脱がせると、乱暴したのだった──。
「睡眠薬など薬物は使用していませんでした。性行為を終えたあとは、訪問診療代まで受け取ったそうです」(前出・社会部記者)
まさに患者の弱みにつけ込んだ悪質な犯行と言えるが、赤十字病院の基本方針の一つである「心のかよった、まごころ医療、まごころ看護サービス」からはるかに逸脱したトンデモナイ行状に、木村容疑者の知人もマユをひそめるのだ。
「彼は初対面の相手でもすっと懐に入るのがうまいタイプ。物腰も柔らかくて爽やかな好青年という感じでした。個人での往診については、『こういう仕事は女性と部屋で2人きりになって接することもあるので、勘違いされないようにしないと』って話していたのですが‥‥。結婚して子供もいると言って、掛け持ちで働いていたのに、まさか女性に乱暴していたとは信じられない」
木村容疑者は、97年に岐阜大学医学部卒業後、大阪や千葉などの病院を転々とし、09年から日赤に勤務している。事件について日赤に取材を申し込むと、
「担当者不在のため、お答えできません」
日赤のホームページでも木で鼻をくくったような謝罪の文言が掲載されているのみだった。
「職員の逮捕につきましては誠に遺憾であり、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、多くの方々の信頼を損なうこととなりましたことを心からお詫び申し上げます」
しかも、いまだ木村容疑者は警察の取り調べに対して容疑を否認。
「性行為はしたが、医療行為として合意のうえでやった」
との詭弁を弄している。
「性行為が治療の一環」という供述を繰り返すハレンチ医師を野放しにしてきた日赤病院は、再発を防ぐべく説明責任を果たすべきであろう。
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