芸能

関根勤も絶賛する「テキトー男」高田純次と明石家さんまの「共通点」

 高田純次といえば、「ミスター無責任」「テキトー男」を貫く愛されキャラで知られるが、お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介が10月23日放送のラジオ番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」(J-WAVE)に出演した際、そんな高田の凄さを語る場面があった。

 伊藤とパーソナリティーを務める女優・吉岡里帆がトークを展開するなか、「M-1」の話題の中で上沼恵美子が審査員を降りるという話に。東京出身の伊藤は上沼についてそこまで知らなかったが、先ごろ関西ローカルの「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演した際、「収録中に涙出るぐらい笑っちゃって。やっぱバケモンですね」と、上沼の圧倒的なキャラの強さを認識したと明かした。

 一方、その上で収録時は「上沼さんがしゃべり始めると誰も入っていけないんですけど、高田純次さんだけは上沼さんがブワーって喋るのに話止めて、『ねえねえ』って(上沼の)肩叩いて。あの関係性もすごい」と、上沼の相方を務める高田の凄さも語っている。

 そんな高田の「クギヅケ」での存在感は、モグライダー芝大輔も自身のユーチューブチャンネルで語っている。そこでは上沼がしゃべり倒して次の弾を込めるまでの「つなぎ」を高田が務めていると分析され、「その日の上沼さんのベストパフォーマンスを100で見せるために絶対に必要なポジション」「高田純次さんの鋼鉄の心臓がないと無理」とも評価されている。

 制作会社関係者も高田について「70歳を超え、あの『テキトー』さにますます磨きがかかっている」として、称賛を惜しまない。

「10月21日放送の『人志松本の酒のツマミやあらへんで』(フジテレビ系)にゲスト出演した王林は、ある番組で大御所のマジシャンがマジックに失敗して微妙な空気になった際、高田が『今の失敗したよね』と突っ込んだことで雰囲気が良くなり、マジシャンもマジックをやり直して成功。失敗を指摘する勇気とその後の空気づくりを絶賛していました。また関根勤も自身のYouTubeチャンネルで『あの人には勝てない』として、『明石家さんまと同じで“表”しかない』と、あのテキトーさやいい加減キャラは作っているのではなく、天然であることを明かしています。バラエティー番組を作るにあたっては、ここぞという時に出演をお願いしたくなる唯一無二のコメディアンですよ」

 高田が長きにわたって芸能界で生き続けられる理由が分かる。

(鈴木十朗)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
4
前世の記憶を持つ少年「僕は神風特攻隊員だった」検証番組に抱いた違和感
5
前田日明「しくじり先生」で語らなかった「最大のしくじり」南アフリカ先住民事件