芸能

業界人必読!芸能美女のトリセツ〈歌手・アーティスト編〉(1)松田聖子に「ぶりっ子」は禁句

 昭和、平成と日本のヒットチャートを賑わせた歌姫たち。マイクを突き合わせて火花を散らしたレポーター陣が明かした「取材マニュアル」の中身とは?

「なんで私のところだけに来るのよ!」

 空港に響き渡った怒声の主は松田聖子(60)。怒鳴られた経験を語るのは芸能レポーターの川内天子氏だ。コトの顛末を語るには、

「80年代のワイドショー全盛期、カメラマンと一緒に芸能人を空港で待ち受けるのはレポーターの仕事でした」

 空港の動く歩道に乗る芸能人、それを大勢の取材陣が追いかけるシーンをご記憶の向きも多いのではないか。川内氏が続ける。

「空港で直撃を受けても、聖子さんは真っすぐ前を向いて知らんぷりするのがいつものパターン。でもある時、たまたま情報をつかんだ梨元勝さん(故人)と私2人だけで待ち構えていたら、そこに聖子さんがやって来たんです。そこでマイクを差し出したら、珍しく声を荒らげて怒ったんです。両手を広げて猛抗議する姿に、梨元さんはタジタジ。セルフプロデュース能力に長けて、常に見られることを意識してきた聖子さんですが、感情を露わにしたのはこの時だけでした」

 芸能レポーターの石川敏男氏も聖子の扱いに手を焼いた一人だ。

「郷ひろみとの破局会見では『生まれ変わったら一緒になろうね』なんて歴史的な名セリフが飛び出したけど、あまり会見を開かないという印象。映画や新曲がらみの会見でも『プライベートなことは聞かないで』というのが基本スタンスだったね」

 時代やルールも変わって、カメラが芸能人を追いかける映像を見る機会は激減したが、聖子を街で見かけても、いたずらに声をかけるのは慎むべきか。

 聖子は「元祖・ぶりっ子」の称号でアイドルブームを牽引したが、今ではこの語は“禁句”になりつつある。背後に何があったのか。

 ドラマ関係者が明かす。

「13年放送のNHK朝ドラ『あまちゃん』で、小泉今日子が『ぶりっ子って言葉の語源は聖子ちゃん』と語るシーンがあるのですが、DVD版でカットされたんです。これには『ぶりっ子』と呼ばれることを快く思わない聖子サイドから、何らかの干渉があったのではないかと言われ、本人へのインタビューはもちろん、関係のない番組でも『ぶりっ子』のワードはタブー視されつつあります」

 ぶりっ子キャラは「SWEET MEMORIES」にあらず!?

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    塩試合を打ち砕いた!大谷の〝打った瞬間〟スーパー3ランにMLBオールスターが感謝

    日本時間の7月17日、MLBオールスター「ア・リーグ×ナ・リーグ」(グローブライフフィールド)は淡々と試合が進んでいた。NHK総合での生中継、その解説者で元MLBプレーヤーの長谷川滋利氏が「みんな早打ちですね」と、少しガッカリしているかのよ…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , , |

    新井貴浩監督が絶賛!劇画のような広島カープ野球の応援歌は「走れリュウタロー」

    プロ野球12球団にはそれぞれ、ファンに親しまれるチームカラーがある。今季の広島カープのチームカラーを象徴するシーンが7月初旬、立て続けに2つあった。まずは7月4日の阪神戦だ。3-3で迎えた8回裏、カープの攻撃。この試合前までカープは3連敗で…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
岡田監督よく言った!合計43得点のオールスター戦が「史上最もつまらなかった」とファンが怒った当然の理由
2
巨人・阿部慎之助監督のエンドラン外し「捕手の勘だった」発言に江川卓が「それはない」異論のワケ
3
認知症の蛭子能収「太川陽介とバス旅」は忘れてもボートレース場で「選手解説」ギャンブラー魂
4
レジェンドOBなのになぜ!ド低迷の川崎フロンターレ「中村憲剛」新監督案をサポーターが拒絶
5
【衝撃事実】見たのは誰だ!トランプ銃撃犯は「11分間ドローンでライブ配信」していた