芸能

一発屋を増産「流行語大賞」芸人業界で起きていた興味深い「変化」

 11月4日、毎年恒例の「現代用語の基礎知識選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が発表されたが、「お笑い界」からのノミネートに、ある変化が出始めているという。

 お笑い界からは今回、なかやまきんに君の決めゼリフ「ヤー!パワー!」が選ばれた。以前は芸人絡みのノミネートは必ずといっていいほどあったものの、近年はそうでもないらしい。お笑いライターによれば、

「03年の『なんでだろう~』(テツandトモ)、『ゲッツ』(ダンディ坂野)から18年の『ひょっこりはん』(ひょっこりはん)まで16年連続でお笑い芸人のギャグ、フレーズが入っていました。しかし19年はゼロ。20年には、ギャグではないですが『フワちゃん』が入ったものの、21年は該当語なし。明らかに減っている傾向にある中、なかやまきんに君の『ヤー!パワー!』のギャグは貴重と言えるでしょう」

 かつて毎年入っていた頃には「流行語大賞を受賞したお笑い芸人は翌年消える」というジンクスが語られたものだった。お笑いライターが続けて解説する。

「14年『ダメよ~ダメダメ』の日本エレキテル連合、12年『ワイルドだろぉ』のスギちゃん、08年『グ~!』のエド・はるみなどは、その典型でしょう。それでも最近は、フワちゃんもまだ第一線で活躍している。なかやまきんに君の場合は、デビューから22年以上『ヤー!パワー!』を言い続けています。昨年いっぱいで吉本興業を退社してから、YouTubeやTikTokなどSNSを中心に活躍し、目下、再ブレイク中。これで来年には人気急落などということはないとは思いますが…」

 一時、爆発的に売れる「一発屋芸人」は、減る傾向にあるようだ。

(鈴木十郎)

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