スポーツ

日本ハムFAの近藤健介に繰り広げられる「とんでもない札束合戦」

 ファンが知らない裏側で、札束が飛び交っているのか。日本ハムから国内フリーエージェント権を行使した近藤健介のことだ。

 11月21日には一部で、西武入りが決まったと報道された。今月いっぱいは日本ハムでのイベントや行事が目白押しのため、落ち着いた段階で正式発表する意向だという。ところが22日はスポーツ報知、西日本スポーツが相次いで、21日に東京都内で近藤とソフトバンク・藤本博史監督が極秘交渉していたと報じた。傍らには近藤が憧れる長谷川勇也打撃コーチも同席した上で、これまでの6年契約総額25億円の大型契約から金額を10億円上乗せした、35億円を提示したという。

「近藤をめぐっては、真っ先に手を挙げたソフトバンクのほか、オリックス、西武、ロッテが獲得に名乗りを上げています。FA選手は宣言前から秘かに情報収集して、ある程度あたりをつけてから交渉に臨みますが、予想以上の札束合戦に、近藤の心が揺れ動いているようです。ソフトバンクは今シーズン最終戦でV逸し、相当悔しい思いをしているのは現場だけでなく、フロントも同じ。豊富な資金をバックに動ける人気球団のメンツにかけて、争奪戦を制したいのでしょう」

 この勝負、分からなくなってきた。

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