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芸能界も絶賛!W杯・本田圭佑の解説がとんでもなく面白いのはなぜか

 世紀の一戦に花を添えた見事な解説に、各界から称賛が集中した。元サッカー日本代表・本田圭佑が11月23日、カタールW杯の日本vsドイツ戦で、現地から熱い解説を届けたのだ。

 10年南アフリカ大会から18年ロシア大会まで3大会連続でW杯に出場し、日本人最多の4ゴールを決めた本田。今大会は解説者としての参戦で、2-1と逆転勝利を収めたドイツ戦での仕事ぶりに「日本トップクラスの解説」と称える声が上がっている。

 ドイツは試合開始時点での陣容から、前半途中に大きくフォーメーションを変更するなどし、随所で日本は大いに苦しめられる展開に。これを「守備が全くハマってないですね」と危惧した本田は、前半40分の時点で「5バックにして、3ボランチにすればいいんですよ」と戦術変更を提案。するとその数分後、実際に森保一監督はDF冨安健洋をアップさせ、後半からピッチに投入。システムは本田の指摘通り、5バックに変更され、その後の大逆転劇に繋がった。

 また、戦術面以外でも現役選手の目線から「寄せろ! 寄せろって!」「ボールを見ろよ!」などとゲキを飛ばす。副審のオフサイド判定が遅れた場面では「どう見たってオフサイドやん」「副審がオフサイドじゃない、みたいな雰囲気出してるんですよ」などと興奮。理論派としての一面と、感情の高ぶりをバランスよく交じえながら、初心者にも分かりやすい解説でスタジオを盛り上げた。テレビ関係者が言う。

「試合中からSNSには『本田の解説』なるワードがトレンド入りし、『ここまで面白い解説は初めて』との投稿が続出しました。芸能界からも称賛の声が寄せられ、ABEMAで大会公式ソング『一斉ノ喝采』を歌うLiSAは、本田の解説を『めちゃわかりやすくて楽しい』とツイート。お笑いコンビ『かまいたち』の濱家隆一も、感謝の言葉を綴りました」

 一方、同じレフティーの本田と現役時代からライバルとしてやり合った中村俊輔氏も、フジテレビ系で中継されたモロッコvsクロアチア戦で解説者デビュー。

「ただ、その声の小ささには『音量が中森明菜レベル』とのツッコミが。声の張りや初心者への分かりやすさでは、本田に軍配が上がったといえますね」(テレビ誌記者)

 本田の選手としての経験値や危機察知能力が、解説でも上手く生かされているのではないだろうか。

(木村慎吾)

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