芸能

高橋英樹「西村京太郎トラベルミステリー」終了発表をファンがどうしても信じない「3つの理由」

 以前から終了が噂されてはきたが、ついにそれが現実となってしまった。テレビ朝日が先日、高橋英樹が十津川警部を演じるドラマシリーズ「西村京太郎トラベルミステリー」(テレビ朝日系)が終了すると発表したからだ。

 12月29日放送予定の第73作「十津川警部のレクイエム」が最後になるという。同時に片岡鶴太郎の「終着駅」シリーズも、12月22日の「十月のチューリップ」が最後になると発表された。テレビ関係者が語る。

「テレビ朝日は『土曜ワイド劇場』や『木曜ミステリー』といった多くのサスペンスやミステリーのドラマ枠を持っていましたが、次々と終了。理由は制作費がかかること、そして視聴者の若返りを狙ったからとされています。そうした観点から『科捜研の女』や『西村京太郎トラベルミステリー』も常に終了が噂されてきましたが、ついに来たかという感じですね」

「西村京太郎トラベルミステリー」の最終話は、静岡県を走る大井川鐵道が舞台となる。高橋によると、十津川警部が初めて拳銃を使用するという。最終回にふさわしい物語になりそうだ。

 ところが発表からしばらく経った今、一部のファンはドラマが終了することをいまだ信じていない、ということがわかった。その理由はこうだ。

「高橋が終了について、11月28日になった今も、ブログで何もコメントしていないからです。十津川警部の撮影が始まると高橋は、その様子を写真付きで報告してきました。それをもとに新作がどんな話になるのか、登場する鉄道路線が何なのかを予想するのが、ファンの楽しみとなっていました。第73作もロケの様子が投稿され、大井川鐵道が舞台であることが明らかになった。もし終了するのであれば、高橋がブログでコメントを出さないはずがない…そう考えているんです」(テレビ誌記者)

 加えて「西村京太郎トラベルミステリー」には、「ラスト」としながら終了しなかった過去がある。それが20年に放送された前回の第72作で、タイトルは「十津川警部のラストラン 東京~北海道1200キロ 新十津川駅で待つ女」。放送前にはこれで最後と匂わせる番宣が流されたものだが、まんまと「ダマされて」しまった形だ。テレビ誌記者が続けて、

「さらにもうひとつ。『西村京太郎トラベルミステリー』と同じく『土曜ワイド劇場』で放送された沢口靖子の『鉄道捜査官』の終了は発表されていません。原作が西村京太郎氏であること、監督が村川透氏であることなど、共通点の多いこのドラマが終わらないのであれば、十津川警部も復活する可能性はあるはずだ、と…」

 ファンの切なる願いはテレビ朝日に届くのか。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
4
大谷翔平が「嘘つき」と断言した元通訳・水原一平の潜伏先は「ギャンブル中毒の矯正施設」か
5
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか