スポーツ

正月恒例「実業団&箱根駅伝」を200%楽しむためのウハウハ予備知識

 正月行事の目玉として、楽しみにしている人は多いであろう駅伝。この1月に実施の大会からは、久々に有観客での開催となった。

 前回の箱根駅伝の覇者である青山学院大学陸上部の原晋監督は、今年のキーワードを「ピース大作戦」と銘打ち、層の厚さでは群を抜いている。それを迎え撃つのが、絶対的エースの田沢廉を擁し、学生駅伝3冠を狙う駒沢大学だろう。このほか、立教大学が56年ぶりに予選会で出場権を勝ち取るなど、シード権争いも含め、話題は尽きない。

 スポーツライターが語る。

「箱根駅伝とともに、例年以上に注目したいのが、元日の『ニューイヤー駅伝2023』ですね。東京五輪で6位入賞と、近年の男子マラソン界においては大健闘した大迫傑が、五輪直後に一度は引退を宣言したものの、撤回。現在はGMOインターネットグループに所属し、すでに駅伝エントリー選手としての登録が発表されています」

 さらに、両大会の見どころのひとつが、来るパリ五輪への出場切符を誰が手に入れるかだ。

「出場選手の選考透明化のもと、東京五輪時からスタートした、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)での一発勝負は選手を奮起させ、一定の成果を得たと言えます。8月に行われた北海道マラソンなどから、MGCへの出場資格を手に入れたファイナリストが続々と出てきているため、目が離せません」(前出・スポーツライター)

 非常に残念なのは、18年の東京マラソンで日本人最速(当時)をマークした設楽悠太などが手にして話題となった報奨金1億円が、今や予算不足で出せない状況にある、という点だろう。マラソン関係者は言う。

「防衛費やら何やらの大増税が国民を苦しめるわけですが、こういったところへお金を回すことはできないものか、と思ってしまうのも仕方ないことでは…」

(島花鈴)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<老人性乾皮症>高齢者の9割が該当 カサカサの皮膚は注意

    330777

    皮膚のかさつきを感じたり、かゆみや粉をふいた状態になったりすることはないだろうか。何かと乾燥しがちな冬ではあるが、これは気候のせいばかりではなく、加齢による皮膚の老化、「老人性乾皮症」である可能性を疑った方がいいかもしれない。加齢に伴い皮膚…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    327330

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    326759

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「わかめラーメン」新CMにゆうちゃみ起用で思う「廃業危機ラーメン店」を救うのはギャル
2
太川陽介が舌好調で明かした妻・藤吉久美子への「暴君ぶり」自宅での料理で激怒した
3
NHK番組は終了…とんだトバッチリでしばらくは新規起用が見送られる「新しい地図」の悲運
4
甲子園出場「21世紀枠」に負けたのは末代までの恥/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
5
巨人・久保康生巡回投手コーチが田中将大「魔改造計画」でつけた「注文」