芸能
Posted on 2023年01月17日 05:59

ウエストランド「M-1優勝」余波(1)「勝てるのはあの日だけだった」と言ったおぎやはぎ/坂下ブーランの地獄耳芸能

2023年01月17日 05:59

 昨年末、日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ」で、爆笑問題の事務所に所属するウエストランド(河本太、井口浩之)が王者に輝いた。

 井口の毒舌に、溜まっていたなんらかの不満が解消され、スッキリ爽快感を抱いた芸人や視聴者は多かったことだろう。有吉弘行は、

「ウエストランドの優勝でね、こっちもまたヤル気が満ち溢れてますよ」

 売れてからは控えめにしていた毒舌が再燃しそうだ。

 爆笑問題の太田光は22年、炎上騒動を繰り返す散々な年だったが、後輩コンビが優勝したことで、

「あれが唯一ね、俺にとって、去年のよくないことを帳消しにするような出来事だった」

 と、年が明けてから諸手を挙げて喜んでいる。

 また、東野幸治によれば、

「太田さんが自分のこと以上に、本当に喜んでて。『吉本勢がみんな、タイタンのウエストランドの優勝を喜んでるのが嬉しいんだよ』って」

 一方で、その優勝に疑問を投げかける芸人もいる。おぎやはぎの矢作兼は、

「俺たちの知ってるコンテストだったら、優勝はさや香だよ。それでウエストランドは優勝してないけど、結果、面白いから傷跡を残して売れるっていう」

 相方の小木博明も、

「ウエストランドが優勝できるのは、あの日だけだと思うよ。たまたま、あの大きい大会で勝っただけであって。本当は、ウエストランドは勝てないよ。いちばんいい空気をアイツらが持ってったんだよ。それも実力だけど」

 なんだか素直に合点がいかない様子である。

 M-1グランプリ2020王者のマヂカルラブリー・野田クリスタルは、自分たちが優勝した時に「ネタで転がっているだけで優勝できるなんて」と批判された経験があるだけに「悪口を言うだけで優勝」といったイメージのあるウエストランドの、これからの受難を想像するのだった。

「M-1パワーで悪口が許されるのか、通常通り許されず、全くテレビに出ないか。M-1チャンピオン史上、初めて。これからもどんどん、悪口言ってってほしいですね。台本にも書かれてるんじゃないですか」

 なんだかんだ、みな王者に対して期待を込めているようだ。

(坂下ブーラン)

1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    事件
    2026年09月21日 13:30

    沖縄県の新知事、古謝玄太氏の周辺がキナ臭くなっている。9月13日の沖縄県知事選では開票0%で当選確実が出たが、9月16日にX上で「浮島龍美」を名乗る人物が古謝氏の家族の通学先、関係先を特定、拡散。17日になってもネット上の愉快犯が浮島氏の投...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月23日 15:45

    長年、親しまれた「Suicaのペンギン」の後釜は、どのキャラになるのか。JR東日本が進める「Suica」の新キャラクター選びが、思わぬ波紋を広げている。現行のペンギンは2001年のサービス開始から、カードや駅の案内でおなじみの存在。今回の交...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク