社会
Posted on 2011年09月04日 11:58

著名人が本誌で〝デモ行進〟「フジはカネ儲けしか考えていない」(6)日韓で違うドラマ制作の現場

2011年09月04日 11:58

日韓で違うドラマ制作の現場
 日本と韓国。一衣帯水の両国だが、政府の芸能文化に対する姿勢が大きく異なることも韓流ブームの大きな要因になっているという。放送評論家の松尾羊一氏が言う。
「韓国にはテレビ局が3つしかないのに、ワンクール10回のドラマが30本近くある。コンテンツのストックは10年遡れば、さらに増える。そもそも、このようにドラマ作りが盛んなのは国策でもあり、国家的なバックアップがあるからです。ドラマ輸出は盛んで、東南アジア、中東にまで及んでいます」
 何しろ、作品によってはドラマ制作に国家予算がつくというのだから、その本気度がうかがえよう。前出・肥留間氏が続ける。
「ドラマで戦闘機を借りたり、軍艦を使用したりということも可能です。ところが、日本はドラマでパトカーが走るだけでも通報されてしまう。かつての『大都会』のように、車を燃やしたり、爆破したりといった派手なアクションなんてありえません。だから、刑事ものでも心理分析官とか科研などの話になる。コンテンツの質そのものが、ますます低下している」
 さらに松尾氏は、現在の韓国ドラマには、ドラマ作りの原点が残っていると主張する。
「しょせん、ドラマはこの世にはない話です。視聴者は皆、ウソを承知で見ている。韓国ドラマは愛、不倫など泥臭いテーマを描いていますが、人間関係の描き方がうまい。男が女を取り、女が男を取る。登場人物が向き合って争う様をリアルに描いている。ところが、日本は若者向けの学園ドラマにしろ、ニューハーフのドラマにしろ、話が暗く、後ろ向きです」
 しかも、ドラマのヘソとも言えた「渡る世間は鬼ばかり」「水戸黄門」が打ち切られることが決まった。「『ドラマ冬の時代』は当分続きそうです」 と松尾氏は指摘する。
 となると、フジテレビばかりではなく、テレビ各局は韓流に頼るしかないではないか。とはいえ、フジの韓流ゴリ押しが目に余るのも確かだ。
 そこで、本誌は韓流偏向と、それに抗議するデモについてフジテレビ広報部にコメントを求めたが、「何も言うことはありません」
 との回答が送られるのみだった。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年08月29日 07:00

    ダブル不倫スキャンダルで一躍、その名を浸透させた元宝塚女優・花乃まりあに、さらなる荒波が襲いかかっている。8月まで上演されたミュージカル「愛の不時着」でダブル主演した三山凌輝との「不適切な関係」報道からおよそ1カ月が経過したが、花乃を取り巻...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年08月29日 10:30

    ウクライナ東部の前線後方で、強烈な閃光が走る。通信は途絶え、放射性物質を含む雲が国境方向へ流れ始めた。欧州各国の放射線量モニターが跳ね上がり、NATOは緊急協議に入る。原油先物は急騰し、株式市場は暴落。北京では習近平政権が対応を迫られる――...

    記事全文を読む→
    社会
    2026年08月31日 20:30

    日本のホテルに泊まっていて「チェックアウト時間が早すぎる」と感じたことはないだろうか。日本では「10時チェックアウト、15時チェックイン」という設定が今も多い。ところが海外では「12時チェックアウト、15時チェックイン」をスタンダードにして...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク